雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

世界一安全なITSに挑戦する若きエンジニアの皆様へ

2016年06月02日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

古い常識を信じてはいけません。 世の中には、真偽を疑うことなく盲目的に信じられた間違いもたくさんあります。 例えば「避雷針」。 「雷を避ける針」との名称ですが、本当に雷を避けるのでしょうか? 避雷針は何故、「針」であるのか? エンジニアの皆さまにはその理由は理解して欲しい。

先端の鋭利な針は面積が小さく、電荷密度が高くなるが故に放電を起こし易い。 避雷針はこの針の先から上空に向けて放電するために「針」の形状になっています。 落雷は一方的に発生するのではなく、雷雲と地面との相関関係で成立します。 雷雲の底から地面に向かう放電と、避雷針の先から雷雲に向かう放電が合体し、放電路が形成され、そこを雷雲からの大きな電荷が移動するのが「落雷」です。 ワザワザ、落雷を呼んでいるのが「避雷針」なのです。 雷様は気まぐれで、必ずしも避雷針の先に向かわず、その近辺に寄り道することもあります。 また、雷電流はアースしてあっても地球の奥には向かわず、地表を流れて被害を生じます。

避雷針が発明されたのは、エジソンが生まれる100年も前の事。 当然、オイルランプの時代で雷電流による社会生活への影響などありませんでした。 今や、電気の時代となり、電気無しでは生活が成り立たない中、雷電流のような強力な電流は、電子機器には大敵です。 そんな電子機器の大敵を、何故、ワザワザ、避雷針に招こうとするのか? 触らぬ神に祟り(タタリ)なしの如く、招かぬ雷電流による悪影響はありません。

世界で最も安全なITSを目指す若いエンジニアの皆様は、たとえ雷雨の中でも安全な自動運転を実現しなければなりません。 雷電流との共存を考える前に、なるべく雷電流とは関わらない対策を最初に行い、それでも雷電流が発生した場合に次の対策を考えるのが筋道というもので、最初から雷電流を招くというのは愚策ではないでしょうか? 空から一方的に落ちてくるものであれば防ぐ手立てはありませんが、地面との相関関係で発生するなら、地面の状況を変えてやれば落雷は発生し難くなるのです。

PDCE避雷針は、今までの世の中の常識とは異なり、なるべく落雷を招かないような工夫をしています。 全てメカ的な車から、ハイブリッド車、EV,そして自動運転、電気的な要素が増加しています。 温暖化による極端現象の増加と共に、若いあなた方の世代では落雷対策がより重要になります。  鉄道では、電力/信号/通信の機能を確保するために線路に沿って各種の落雷対策が施されています。 これからの道路は、単なる道ではなく自動運転を支えるインフラとして、落雷が発生しにくい、安全な空間であることが必要です。 そのような将来を担う皆様の活動をPDCE避雷針は応援します。

〒220-8144 神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会

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