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覚せい剤と戦闘機パイロット

2016年06月06日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

清原元選手のニュースを見て思いだしました。

若き頃、長時間残業が続くと、周囲では眠気防止の薬「xxxモカ」を服用するのは当たり前のように行われていました。 今や、そこまでする気力も衰えていますが、これは単なるカフェインで合法的な眠気防止としては薬局で買える薬ですから、堂々と服用していましたし、今も車で長距離を走る場合には、眠気に備えて車中に用意してあります。

戦争中には、眠気防止どころか恐怖の感じ方が少なるなるという覚醒剤を兵士に配っていました。 「塩酸メタンフェタミン」ですが、これは戦後も合法的なものとして「ヒロポン」の名前で薬局で売られていたそうです。 特攻隊なども恐怖心を抑えるために配られていたそうで、戦争というのは常軌を逸した世界で行われていたのです。 眠気防止程度であれば一般のドライバーも重宝ですが、恐怖心が薄れるようなものまで飲まれたら、道路でどのような運転をするのか、一般のドライバーにとっては大迷惑です。

この塩酸メタンファミンほどは強力ではありませんが、「アンフェタミン」は、今でも米軍のパイロットには用いられているそうす。 これを服用すると警戒能力、身体能力が一時的に向上し、戦闘機のパイロットを奮い立たせるために用いられています。 航空自衛隊では使用していないとのことですが、同じ性能の機体で、同じ条件で戦うとなれば、パイロットの警戒能力や身体能力が一時的にでも高まった方が有利な事でしょう。 これはスポーツ選手にも言えることで、以前は、スポーツ界にも蔓延していたそうですが、現在は禁止されています。 

米軍の戦闘機パイロット、カッコイイ職業のように見えますが、薬を盛られての激務、体をはった仕事です。 トム・クルーズの「トップガン」ですが、空母への着艦など正気では恐ろしくてできないのでしょう。 覚醒剤で恐怖のレベルを下げている、そんなシーンは絶対に映画にはなりません。 しかし、パイロットというのは、時間と費用をかけて養成する大事な人材です。 健康管理も一般の兵士よりは厳格にされているハズです。 少なくとも、服用により幻覚を伴うなどということは全くない事が検証され、医師の管理のもとに使用されていることでしょう。 また、ある種の病気の治療薬として使用されているので、その横流しが多いそうですが、日本では完全に使用禁止になっていますので、手に入れようなどとは思わないのが安全です。 

覚せい剤が社会で目の敵にされるのは、流通において税制が確立されていないアングラ経済で反社会勢力の資金源になっていることが一番の問題なのでしょう。 恐怖心が薄れるというのは困ったもので、警察に逮捕され社会的な地位も失うことを恐れなくなってしまうのでしょう。社会生活というのは、周囲を気にしながら生きるということで、それによる煩わしさも時にありますが、それは仕方ないことなのです。 使用した時には、世間の怖さを一時的に忘れ、正気の時には恐怖感が増幅し、再度、使用に走るという常習性は負のスパイラル。 このようなものに頼ってはいけません。

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