雷ブログ

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EVの走行中充電

2016年06月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

現在のEVの航続距離は300km弱。これでは近所の街乗りには十分でも遠乗りをするには無理です。 しかし、これを補う試みが行われています。 走行中に道路に埋め込んだ電力線から非接触の充電を受けるのです。 英国で行われている例ですが、左側の車線は充電用の車線でEVがこの車線を走行すれば路面からの電気供給が非接触で行われ、この車線を使う限り、バッテリーの残量の心配をしないで走行できます。 これが、高速道路に用意されれれば、高速に乗るまでと、降りた後の心配だけで、日本中どこにでも行くことができます。  このEVには、電気のメータもついていて、高速を降りるときに高速料金と共に電気代も支払うようになることでしょう。

弊社のPDCE避雷針、鉄道には多数、使用されています。 電車の線路というのは電車を走らせる電力だけでなく、電車の運行制御、踏切の制御、電車の運転士と運行管理室との無線会話、など色々な電気系統が線路と共にあり、巨大な電気回路になっています。 その電気回路を落雷から保護して安定した公共輸送を実現しています。

高速道路にもサービスエリアの駐車場の空き具合を知らせたり、道路の安全を監視するカメラがあったりしますが、このようなEVの充電までするとなると、ただの地面の連続空間というだけでなく、これまた巨大な電気回路になります。 すると電車と同じような保護設備が必要になる事でしょう。 具体的には、鉄道と同じ程度の落雷対策を高速道路にも設置することが必要になるでしょう。

また、将来は自動運転も行われますが、晴天の条件の良い時に問題なく走るのは当然で、これが雷雨の中、停電の交差点でも問題があっては実用にはなりません。 車が自律して自動運転できるのか? 道路というインフラからの支援は必要ないのでしょうか? 自動運転は、どこでも使用可能というのではなく、落雷対策と停電対策を施した道路が必要になることでしょう。 多少、我田引水なのですが、PDCE避雷針の活躍の場が鉄道にあれば、道路にもあると言うことです。



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