雨にけむる合歓の花
象潟(キサガタ)や 雨に西施(セイシ)が合歓の花 芭蕉
西施は中国春秋時代の越の美女…
ねぶ(ネム)の花と美女の組みあわせは絶妙だ。 淡い紅色のネムの花の姿は
美女がうす目をあけたような、 眠いような、 気だるいような気分である。
(おくのほそ道 花語り 轡田隆史)
ひとつの花として見えるのは 十~二十の小花のあつまり
たくさんのの蕾も 開くと一輪にみえる
葉も 眠りから覚めたばかり
うつらうつらしている
明け方に観た なでしこの快挙に湧いて
うちの御眠(オネム)は 小さな鉢の雲南合歓(ウンナンネム
合歓も なでしこも 美人の匂いがする
あきらめない なでしこ・・
おめでとう! なでしこジャパン