すずしきうなじうなだれて
さく日といへどおのずから
香はかをるなれ水仙花
たふとき人のひとりゐて
友はなけれどひとの世に
安んじたまふこころかな
すずしきうなじ 三好達治
ふいに 甘やかな香りが立ちのぼった
清楚な佳人の細いうなじが 顫えている
重なる6枚のうち 白い花びらは上の3枚 下の3枚が白い萼
黄色い花冠も かわいらしい
すずしきうなじうなだれて
さく日といへどおのずから
香はかをるなれ水仙花
たふとき人のひとりゐて
友はなけれどひとの世に
安んじたまふこころかな
すずしきうなじ 三好達治
ふいに 甘やかな香りが立ちのぼった
清楚な佳人の細いうなじが 顫えている
重なる6枚のうち 白い花びらは上の3枚 下の3枚が白い萼
黄色い花冠も かわいらしい