POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 







 タイ文字の子音文字は、3分類されます。中子音字、低子音字、高子音字です。この分類は、声調と関係するので、分類自体を覚えなくはなりません。まず、「中子音字」9文字を覚えることから始めました。この中子音字は、「有声破裂音」と気音を伴わない「無声破裂音」のみですから、覚えやすいと考えたわけです。

 無気の無声両唇音の/p/は、「ペプシ(コーラ)(英語綴り pepsi、เป๊ปซี่โคล่า))」で覚えました。



 有声両唇音の/b/は、「バー(英語綴り bar、บาร์)」です。



 きょうは、「ドーナッツ(donut、“โดนัท”)を使って、有声歯茎破裂音の/d/(“”、ドー デック、子どものd)を覚えることにします。



 “นัท”(nat)という音節は、「頭子音+母音+末子音」という構造を持っています。子音文字が末子音に使われると、本来の音ではなくなることがあります。/th/という音価を持った子音字はすべて、音節の最後に使われる(末子音)場合は、/t/になります(破裂を伴わないので、聞こえない。つまり、「ドーナッ」と聞こえる)。



 韓国語でも同じような現象が見られます。“한글”(ハングル)の2つの音節“한”と“글”に見られるように「子音+母音+子音」の組み合わせでは、最後の子音(末子音)をパッチム(받침)と言います。パッチムは、表記上は全部で27種類ありますが、その発音は7種類のみになります。 /k/、/t/、/p/、/n/、/m/、/l/、ngの7種類です。タイ語では、/k/、/t/、/p/、/n/、/m/、/y/、/w/、ngの8種類です。ほぼ同じですね。

        (この項 健人のパパ)

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