散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



無事に余裕をもって八戸へ戻ってくる。

そして 旅では一食入魂のわたくしたち(笑)
さほど迷うことなく これは恒例になりつつある旅先の回転ずし。
これ、おそらく好きな方多いと思うけれど
比較的リーズナブルで楽しい。
晩ご飯がどうしても豪華になりがちな旅行中だし
それぞれのコンディションに合わせて軽くオーダーできるのもいいし
もちろん 初めてのネタで不安なら シェアしてトライもあり。

八戸駅ビル内の回転ずしも ダイナミックな感じはないものの
地元で水揚げされるものがセットになっていたので さくっと済ませることができた。
お初のオレンジ色のネタは ホヤ。

サテサテ

八戸西口バス駐車場は 13:30になると 各ホテルの送迎バスが続々と集まってくる。
十和田湖畔まで2時間半から3時間弱。
今回予約した十和田プリンスホテルは その中でも十和田湖の西岸にあるので
奥入瀬渓流から 乙女の像で有名な休屋を抜けて一番奥まで行くような感じ。

それにしても 送迎バスの中でひときわ目を引いたのが
星野リゾートのバス。
大型観光バスサイズで それもほぼ満席。
星野のリゾート開発は やはり今いい感じで来ているのだろう。
旅はひなびた温泉宿 のp夫くんも 今度は一度星野リゾートに泊まってみたいとのたもう。

とにかくこの日はあさがめちゃくちゃ早かったので
移動中は爆睡。
途中運転手さんが奥入瀬の滝を説明してくださったりしたけれど
ほとんど記憶にない。

送迎バスだけれど途中で何回か休憩が入り、
休屋に到着。
ホテルまではまだなのだが、今回は十和田湖畔の散策時間が取れないので
お願いして、いったんバスを見送り
休屋始発の次の送迎バスに再度乗せてもらうように予約しておいたのだ。

これはとても良い選択で、
次のバスまで小一時間、湖畔の散歩を楽しむことができた。



ここ、中学の修学旅行で来たわ。
たしかみんな このポーズをとって大騒ぎしたはず。
集合写真を撮る山台もあるけれど わたくしたち以外ほとんど人がいなくて
とっても寂しい夕暮れ時です。

すでに営業をやめてしまったホテルや旅館もいくつか。



熱海に行ったときも クローズしたホテルが気になったけれど
ここは本州最北の地、さらに人を呼ぶには苦労がいることでしょう。
震災後の風評被害も原因かと思われますが…。

…ナンテオモイナガラ



こちらは 今回の旅で見つけた一番美しい廃墟。
戻ってから調べてみると 水族館だった場所らしい。
もしかしたら修学旅行で 訪れていたかもしれない。
蔦がどんどん侵食していく様は それまで流れていた時間を埋めていくような
ほころんでいく木製ドアや窓枠、錆びていく手すりなど
南の方とはまたちょっと違った寂しさを感じる廃墟が続く。

修学旅行と言えば、たしかその時泊まった十和田観光ホテルも倒産して
廃墟となっていた。
この休屋のさびれ方はちょっと哀しいものがある。
ゴーストタウンのようになってしまったここに泊まるより、
西岸のホテルを選んだのは正解だったかもしれない。
(実際、プリンスホテルの周辺は なまじ土産物店などが目につかないので
さびれた感を感じなかった)

後日 休屋周辺の廃墟群について調べてみたが
冬季遊覧船も運行せず、旅館なども休業するところが多く
年々 クローズする宿泊施設も増えたため 美しいはずの湖畔が
物悲しいものになっているようだ。
四国や山陰でも 確かに人口が減って空き家が増えているのを見てきたが
地元の産物や観光資源で その土地を盛り上げようとしているのが
通りすがりのわたくしたちにも感じられた。

山陰は、首都圏に比べて不自由な暮らしになるかもしれないが
もしチャンスがあるならば ここに移住したいという印象を持った。
十和田湖もがんばれー。 



こちらは ホテルに着いてから近くを散策中に見つけた、おそらく別荘。
明るい笑い声とか セレブな人たちの会話とかでいっぱいだった頃もあったのだろうなぁ。



ひっそりと黄色い花が見守るふうの、夕暮れの十和田湖畔。

サテ カンショウニヒタッテイルマモナク

久々にオサレな洋食。



プライベート湖畔を望みながらの ディナータイム。
せっかくなので シードルをちびちび(ほんとうにちびちび)しつつのコース。
前菜は目にも楽しい盛り付けで嬉しくなる。



名物ひめますと帆立のスープ仕立てはクリーミーで
パンとよく合うため、恥ずかしながらパンは3回お代わり…。



デザートも色彩豊かに。

そして今回p夫くんが楽しみにしていたのは、ホテルのサイトに出ていた
お部屋に用意されているというコーヒーミル。
(はっきり言って うちではいつも挽き立てコーヒーなんですけどね)


 
湖畔が見える出窓に 用意されたコーヒーセットは
リゾート感が高まる感じでたしかにいい。

…だったんだけど
部屋へ帰ってきて ちょっとメールチェックなんかをしているうちに
たった一杯のシードルで、わたくし意識を失い、
浴衣に着替えることもなく、二度目の露天風呂に入ることもなく
そのまま朝まで爆睡してしまう。

そして最終日、三日目へ ツヅク。



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