散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



四万温泉を検索していて、たまたま見つけた沢渡温泉、「まるほん旅館
まずはその檜の風変わりなお風呂に目が釘付けでした。

浴場の写真は、撮ろうと思えば撮れないことはないけれど
なんとなくエチケット違反かな?という気持ちもあり
よろしかったら旅館のHPでぜひご覧ください。

言葉だけで、魅力がお伝えできるといいのですが…

トップ画像は 浴場に続く廊下というか階段。
こちらのお風呂はすべてこういう雰囲気です。
廊下を抜けると浴場に降りていく階段、階段を降りるともう湯船。
階段は、そう 池田屋の階段を思い浮かべて下さい。
階段の両脇に 二つの湯船。

脱衣所は 湯船の脇に棚がおいてあるだけというワイルドさ。
おまけに基本は「混浴」なのだ。
ちなみに 夜の1時間半と早朝1時間だけ女性専用になっているので大丈夫。

浴場全体は天井の高い檜造り。
湯船のそこは 青い石が敷き詰められていて
やわらかな照明のもと ぼんやり青く浮かび上がります。

カランは一つだけ。
一応シャンプーやせっけんは用意されていますが
どこで使うんよ?って感じ。

湯質は かの嵐山光三郎氏が「肌を抱きしめてくる情の深い湯」と表現しているように
普通のお湯(とろみがあるわけではないのに)がしっとり肌になじんできます。
「一浴玉の肌」というのも納得!

女性タイムを待って 飛んで行ったのですが
ラッキーなことに誰もいなく、しばらくはこの大きな檜風呂を貸し切り状態。
ここ数日 楽しみにしていたお風呂に今いるんだわぁ と
頭の中空っぽ(いつもだけど)にしながら 全身脱力してまいりました。

大きなホテルの温泉などに入ると 意外にお湯が汚れていたり
洗い場がきれいでなかったりするのですが
ここは古いお風呂ではありますが とても清潔感があります。

こちらは素泊まりもOKですが、周りには食事のできるような施設がありませんので
食事つきで泊りました。



素朴なお料理と聞いていましたが、なんのなんの、品数も沢山
凝った蒸し物などもあり、もうお腹一杯。
このふた月のダイエットはなんだったの?という感じ。
特に 地元の舞茸がふんだんに使われており、
陶板焼き、てんぷら、釜めし、どれだけの舞茸がおなかの中に入ったんだろうって。(陶板焼きはこれで一人前です)
しいたけは一切なし!スバラシイ!

茶碗蒸しと陶板焼きにはさりげなくチーズがしのばせてあり
私はこの組み合わせ好きでしたが 夫はちょっと…のようでした。
こういうのは好き好きだからね。

朝ご飯も野菜たっぷりで 出かけるまで苦しいお腹を抱えてしまいました(笑)

今回どちらのお宿も ほっといてくれるタイプのお宿でいごごちがよかったです。
でも 個性的という点で「まるほん旅館」かな?
それも 奇をてらったお宿造りではなく、昔からあるいいものを伝えているという点で、旅人の心をいやしてくれたような気がします。

多分…ここはリピーターになると思う。
距離的にも近いし(日帰りでOKくらいの場所です)季節を変えて。

ちなみにお肌はつるつる、数日経ってもその名残が十分感じられます。

……最後はひまわり畑に続きます。



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