散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



人気のない六甲山頂ではお忍び旅行気分を堪能(笑)しまして、
だーれもいないので山頂ではセルフタイマーを使って
夫と2ショット写真まで撮ってしまいました(もちろん非公開でございます)。

次なる目的地は北野の異人館です。

六甲ドライブウェイを今度はくねくねとくだりの連続で
あっという間に下界に到着、
神戸市内は仕事でよく来るという夫に任せて北野異人館街へ。

ここでも相変わらず台所写真を撮る私。
(愛知万博でもそうだった)。



これはオーストリア香りの館という建物の、モーツァルトゆかりの部屋にあった
ピアノフォルテ(ピアノの原型)。
のだめがブノア家で弾いたあれです。
最近「のだめ」を観ているとずいぶん遠ざかっていたクラッシックの名曲が流れ、
やっぱりモーツァルトは自然体で聴いていられるなぁ なんて
知ったかぶりしていますが、
きっと「のだめ」の影響でここも親しみやすい場所になっているのではないかしら。

右はアメリカ人の住んでいた「ベンの家」(だったと思う)。
モノトーンでまとめられていて レトロな雰囲気ではないけれど
モダンな感じで好みの建物です。



こちらは「風見鶏」の館。
むかーしむかし朝の連続テレビ小説で舞台になったもので
館内にも当時のポスターや撮影風景のパネルなどが
沢山展示してありました。
夫はなんだかそれが気に入って眺めていましたけど、
おかしかったのが、旅行会社のポスターか何かだったのかしら
「東京から新幹線で3時間4?分」(?は数字を忘れました)と書いてあるのを
「そんなにかかったっけ?」を悩んでいたこと。

「それって当時のことでしょ」といわれて初めて気がついたご様子。
そういえば 「夢の超特急ひかり号で 大阪まで3時間10分」の時代ですものね。

ここでも窓からさす採光や、やわらかい照明、ドアに施されたステンドグラス、
ドアの細工などが気になって
そんなものばかりシャッターを切ってしまった。
でも 同じような趣味の人はどこにでもいるもので、
花模様の壁紙やドアの彫り物にカメラを向けてる人、いましたいました。

この日は北野につくとしっかり雨が降っていて、
12月の冷たい雨の中でも、神戸ルミナリエ開幕直後ということもあり
夕方まで異人館めぐりで時間をつぶそうという人たちでいっぱい。
細い坂道を傘の花がさいておりました。

ルミナリエはレンタカーの返却時間の関係で見られず、
三宮から高速に乗る直前、一部遠目に観るだけに終わりました。
心残りなのはそれだけ。

一泊二日の駆け足旅行でしたが、久しぶりに夫とも会話をし
(自慢じゃないけど電話もメールもほとんどしない仲)
一応新婚旅行で立ち寄った神戸の街を訪れて、
(といっても 唯一関連のある会話といえば『ステーキ食べたのどこだっけ?』だけ)
この旅行、温故知新の旅とタイトルをつけたのは
有馬の昭和テイストでもなく 文明開化の異人館でもなく
そういったスタートを少しだけど思い出せたから。

「守り」にはいるのは抵抗があるけれど、自分の持っている大切なものを
やっぱり大切にしていきたいなぁ と思えたから。

ぎゃはは すこしはまとめないとね。

     ******おしまい******



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