量感溢れるエレガントなフォルム。
どこかしら線の細かったこれまでのシトロエンとは一線を画す新たなデザインスタディーが、このNUMERO 9 Concept。
ワイド&ローの低重心ボディに、一見クーペと見紛うかのような流麗なシューティングブレーク(ツーリングワゴン)の新たなプロポーション。
繊細なディティールを効かせた日本車とも違う、マッシブで力強いドイツ車とも違う、新たなアイデンティティを示した今度のシトロエン。
大きな変革期を迎えている最近のプジョーと共に、フランス車が今また独自の存在感を現しつつあるのはとてもうれしいことです。
フロントマスクの中央、クリアカバーの中に納まったシトロエンのCI、“ダブルシェブロン”がこれまでになく凛々しく見えるのです。