来年の2012年はオリンピックイヤー。
ロンドン五輪を控えて、街の景色も徐々に変わりつつあります。
ロンドンと言えば、ビッグベン。衛兵。そして、真っ赤な二階建てバスのダブルデッカー。
あの名物ダブルデッカーが、こんなにもアグレッシブなデザインで生まれ変わるようです。
ロンドンのデザイナー、Thomas Heatherwick(トーマス・へザウィック)の手による新たなダブルデッカーは、従来比15%もの省エネを可能にしたハイブリッド・ディーゼル仕様。
世の中の流れに沿った、環境タイプのバスとして登場予定ですが、やはり気になるのはこの斬新なデザイン。
二階窓から一階窓まで、タスキ掛けのように斜めに回り込むウィンドウシールド。
球と角柱を組み合わせたかのような、他にはない独特なフォルム。
こんなに斬新な見た目なのに、公共交通機関としての静かな存在。
ロンドンの街に秘められた、パンキッシュな一面が垣間見えました。