海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

本日の朝市(9/15)

2007-09-15 | 本日の朝市

【マサバ】

マサバの季節がやってきました。
以前「さかな、さかな、さかな~♪ 鯖(サバ)編」でご紹介したとおり、マサバの旬は秋です。

脂がのっておいしいこの季節、おいしく召し上がってくださいね。
栄養たっぷりです♪

上の写真は山陰の釣りのもの。下の写真は三陸産です。


【アマダイ】

名前のとおり「甘み」が身上の白身の魚。
刺身、蒸し物、塩焼き、西京焼き等でどうぞ。

アマダイって可愛らしい顔だと思いませんか?
私は、この何ともとぼけた顔が好きです。
ほんわかとした気分になれます。


【トリガイ】

この貝、何だかわかりましたか?
市場でも大抵の場合はむき身で入ってくるため、あまり殻付きの状態で見ることはありません。

肉質も味も鶏肉に似ているから。
あるいは、くの字型の足の部分が鳥の首の形に似ているから。
そんな名前の由来を持つ「トリガイ」です。
開けてみると、本当に「鳥?」と思うような形が出てきます。

刺身、すし種、酢の物、酢みそ和えなどでどうぞ。
サッとあぶっても美味です。


【テッポウエビ】

大きなハサミを持っている、このテッポウエビ。
ハサミをかち合わせ「パチン」と音を出すことで、敵を威嚇するといいます。

煮て、焼いて、揚げて、お召し上がりください。


【シログチ・エソ・キニベ(コイチ)】

先日、ブログご近所さんのこんちゃんのところで話題に上っていたグチ、エソ、ニベたち。
どれもカマボコの材料になります。

写真一番上はキニベ(コイチ)。
中央の茶色いのがエソ。
シログチはその下です。

シログチは目の後方の“えらぶた”に黒い斑紋があるのが特徴です。
別名イシモチ。
頭に大きな石=耳石があるため、このように呼ばれています。

会社の同僚が言っていました。
「韓ドラで高級魚として“イシモチ”という魚がよく登場するんだけど。
何かと思ったら、グチだった~」

お隣の国、韓国では高級魚なんですね。
私の住む地方では・・・、悲しいことに売れません。
「グチかぁ・・・」と言われてしまいます。
食べてみるとおいしい魚なのに!!!

焼いたり、煮たり、揚げたり。
タマネギと一緒に煮て食べるのが好き!とおっしゃる方もいらっしゃいます。
いろいろとお試しくださいませ。

  
【熟成乾燥干物(グチ・カマス)】

今日の朝市ではグチの干物を販売しておりました。
我が社の新しい試みとして「熟成乾燥干物」を始めたのです。
旨味成分をゆっくりゆっくりと増加させながら作っています。

“ありがとう”の言葉を花束にして

2007-09-15 | 記念日


今日は母の誕生日です。

お母さん、お誕生日おめでとうございます。
これからも元気で、幸せな日々を過ごしてくださいね。

毎日、出社時に見送ってくれるお母さん。
いつもいつもどうもありがとう。
お母さんの「いってらっしゃ~い」という言葉と笑顔は、私の(家族皆の)元気の源です。
(家族の誰かが出かけるときには、必ず、見送ってくれる優しい母です)


写真のケーキは誕生日祝いのためのもの。
左奥のミルフィーユ、母の好物♪

秋の講座、始まり始まり~

2007-09-14 | 花と樹と緑と
楽しみにしていた公民館の秋の「華道講座」が始まりました。

既に何度もご一緒した、顔馴染みの方が何名も来られていました。
そして今回は新人さんも数名いらっしゃっていて、新しい風を感じました。
初々しくって嬉しくなります♪

開校式の後、自己紹介をしたのですが・・・・・。
何と私が一番の古株でございました!
思わずこれには内心「えーーーーーっ?!」状態。

あ、ちなみに年齢ではないんですよ。
講座に通った年数です。

振り返ってみると、早11~12年くらい。
もうそんなに経つのかなぁ。
それにしては腕前が…。

新人さんの茎や葉を切る緊張した面持ちに、初めて講座に来た頃のことを思い出していました。
あの頃は躊躇して、スパッと切れなかったんですよねぇ。

帰り際、新人さんたちに「楽しかったですか?」と声をおかけしたら、「楽しかったです♪」とのお答え。
よかった、よかった。

私も楽しいからこそ続いています。
そして素敵な先生と、お仲間のおかげです。
これからも皆さんと仲良く楽しんでお花を生けられたらなぁ、と思った一日でした。


【スプレーカーネーション】

ショッキングピンクが可愛らしいカーネーション。
本日の花材のひとつです。

磯永秀雄の世界

2007-09-13 | 芸術・文化
現在岡山県下で公演中の劇団はぐるま座による「童話劇と詩の朗読 天狗の火あぶり」を観てきました。

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9月13日(木)
玉島公民館大ホール 開演午後6:30~
【プログラム】
<朗読>
 八月の審判
 ゲンシュク
 十年目の秋に
<朗読劇>
 花咲く桃の木の下で
<朗読>
 ただいま臨終
 一かつぎの水
 右手のしたことを(小学生による群読)
 夜が明ける
<大型立体紙芝居>
 鬼の子の角のお話
<童話劇>
 天狗の火あぶり
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プログラムの全ては、磯永秀雄の作品です。
戦後山口県光市に駱駝詩社を設立し、生涯山口県を拠点に活躍した詩人です。

大学在学中に学徒動員でニューギニアの手前・ハルマヘラ島へ送られ、九死に一生を得て帰国された磯永氏。
多くの戦友の死や戦争の苦しみ、凄絶な体験を胸に、生涯詩を書き続けた方であります。
そして「おとなの童話・みんなのお話」という数十篇の童話も書き残されました。
「磯永秀雄の世界」は“平和を願い、人々が温かで幸せな世界を願う”心で溢れています。


先週、劇団はぐるま座の方が我が家を訪ねて来られ、お話をする機会がありました。
そこで共感したことは、“一人一人の平和を願う思いが、平和な世界を作っていく”ということでした。
そして彼らはその思いを胸に、平和の輪を広げようと、劇団という形で活動されているのです。

私が生まれてからの日本は、幸いなことに戦争はありませんでした。
しかし世界中を見渡してみれば、どこかの国で戦争が起こっています。
地球上の全てが、真に平和だったことはないのではないでしょうか。

しかし―。
62年前の戦争経験を語り継いでくださっている方たち。
文章という形で平和について語りかける方たち。
写真という表現を用いて、世の中に現状を知らせてくれる方たち。
様々な形で平和を願い、行動に移して下さっている方々が大勢存在していることも確かです。

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しかし私は知っている
平和の願いが必ずいくさを退けうることを
真実の道を掩う雑草をたんねんに
抜きつづけることが
私たちの永遠の仕事でなければならぬことを

磯永秀雄「十年目の秋に」より抜粋
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私もその輪の中の一員となり、その輪を広げていこう。
そんな風に改めて思った一夜でした。

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【今後の劇団はぐるま座、岡山公演の予定】
15日(土) 14:00 玉野市総合文化センター
17日(月祝)14:00 美作文化センター
18日(火) 14:00 さん太ホール
 〃     18:30  〃
24日(月祝)15:00 里庄総合文化ホール
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それにしても、人の言葉・声には力がある。
声色、間、大きさ―。
そしてそれらを考えながら発することで、伝わり方は大きく変わる。
私自身、紙芝居を読んだり、人前で話す機会が結構あるので気を付けよう。
勉強になったなぁ。

交流会

2007-09-12 | 日記
今日は会社は休みの日。
が、数ヶ月前からご紹介頂いていた「ビジネス交流会」に参加してきました。

約400もの企業が参加した今回の交流会。
もともとお知り合いの方、そして新たに出会えた方、本当にたくさんの方々とお会いすることができました。

異業種の方とお話ができるということは、いろんな視点から考えることができ、刺激があって楽しいですね。
有意義な一日となりました。

面白かったのは、「魚、好きなんですよ」と仰り、我が社のパンフレットを持って帰ってくださった方が何名もいらっしゃったこと。
全くもってその方のビジネスとは関係がなく、個人的な理由のようでした。
これにはご紹介くださった方も驚いておられました。

ご縁あって出会うことができた皆さん、どうもありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。



帰りは「お腹が空いた~」と、夕食に―。
当初行くつもりだったお店が定休日だったので、初めてのお店を訪れてみました。
これが、正解!

訪れたのは、倉敷にある「田舎料理 竹の子」さん。
表通りからは一本入ったところなので、観光客の方は滅多に来られないとか。
お客様は殆どが常連さんばかりだそうです。

元々旅館だったところを料理屋さんにされたそうで、別館も合わせると250名は入れるという広さ。
私たちは本館のカウンターで頂きました。
生簀があって、ハモやワタリガニ・穴子・車エビ・アマテガレイなどの姿を見ることがでました。


選んだのはコース。
(一品ずつ頼むよりとってもお得♪)

小鉢
刺身の盛り合わせ(鰆、鯛、トリ貝、イカ、ゆば)
野菜の煮付け
南京まんじゅう
子フグの唐揚げ
茶碗蒸し
米ナスの味噌焼き
石もち(ネブト)の南蛮漬け
冷やしそうめん

何かまだ忘れているような気がします・・・。
気取らない雰囲気ですが、とても美味しい料理の数々。
お腹いっぱい、幸せいっぱいになりました。

そして〆のデザートを追加注文。
社長は黒ごまアイス。私はクリームブリュレ。
お会計は、社長♪
どうもご馳走さまでした~。


本日はたくさんの「ありがとう」の日でした。
交流会で出会った方々。
ご紹介くださった支店長さん。
(支店長さん、とてもお人柄が良くて。大好きな方です)
そして「竹の子」さん。
素敵な一日をどうもありがとうございました。

9月9日

2007-09-09 | 季節を感じて・節句
本日9月9日は、「重陽」です。
奈良時代より宮中で観菊の宴が催されたという、菊の節句。

今年挿し木をした菊が、現在20cmほどに伸びました。
旧暦の9月9日(新暦10月19日)には咲くかなぁ。
今から楽しみです。


そして、もうひとつ。
今日は「救急の日」でもあります。

「救急の日」に先駆けて、昨日、私が住んでいる倉敷市玉島では「救急法玉島道場」が開催されました。
場所は、とあるスーパー。(去年は違う場所で開催)
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 救急法玉島道場とは,倉敷市玉島消防署が主催する「救急法」の体験講習会です。
 講習会といってもかたくるしいものではなく,「いざというときの備え」 として知っておきたい応急手当の方法をマスターしてもらうためのお手伝いが出来ればと考えております。
 講習時間は約15分。もちろん無料で予約もいりません。
 「昔,聞いたことあるけど忘れちゃったなぁ。」なんて人には,質問だけでも受け付けます。
 お買い物のついでに,またお風呂やお食事の前に、応急手当も学んで帰れば,なんだか少し得した気分になれること請け合い!
(倉敷市消防局のホームページより)
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岡山でも昨日、岡山赤十字病院で「第五回 ワールド・ファーストエイド・デー」という応急手当を学ぶイベントが行われたようです。


いくら気を付けていても、いつ何が起こるかわかりません。
先月の半ば、私の周りでもちょっとしたことがありました。
身近な方が手の指をスパッと切り、9針縫われたのです。
ご本人は怪我慣れしているからか(過去に4回縫ったことがある…)、幸いにも冷静でした。
止血の方法を心得ていて自分で直ぐに患部圧迫を施し、心臓より手を高くあげていましたから。

病院に電話し救急まで付き添いましたが、幸いにもご本人が比較的しっかりと冷静だったので手助けすることは少なくてすみました。
(ウロウロと動き回るのにはちょっと驚きましたが…)

事が起こったとき、周りの人が冷静に対処できるかどうかがとても大切ですよね。
応急手当の知識を学ぶことが出来る講習会など、こういった機会がもっともっと身近で増えるといいのにな、と思います。



こんなことを書きながらも、AEDの講習に未だ行けていない私…。
近所の消防団の方に「AED」のことについてお聞きしたら、「たぶんそのうち各分団を順番に指導があると思う」といわれていました。
その時には教えてくださいとお願いしたのですが、いつのことになることやら。

消防署は10人以上人を集めたら講習をして下さいます。
待っているより、自分で動いた方が早そうだな。
よし、動こう!

「森の時計はゆっくり刻む」

2007-09-07 | 日記
たまに行く花屋さんに、一枚の色紙が飾ってあります。
そこには、
「森の時計はゆっくり刻む」
という言葉が記されています。

目にする度に、私の中の時間の流れもゆるやかになるような気持ちにさせてくれるこの色紙。
書かれたのは、倉本總さんです。
この言葉は、著書『ニングル』の中に登場します。
『ニングル』はとても好きな作品で、その中でもとても心に残っている言葉です。
(『ニングル』については、去年の2月「知る権利、知らん権利」でも少しだけ触れています)


【チュチュのマグネット】

上の写真は私の愛用品のマグネット。
人形作家・与勇輝さんの作品の写真がプリントされています。
作品は『ニングル』に登場する主人公チュチュです。
広告などにも使用されていたのでご存知の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

チュチュ。
この言葉の意味は作品の最後で明かされます。
何度読み返しても、最後の最後で涙がポロポロとこぼれてしまいます。
読んでみたいと思われた方、最後のページまで順番に読んでくださいね。


さて。
現在岡山では、与勇輝さんの「人形芸術の世界」展が開催されています。

場所:岡山高島屋8階催会場
期間:9月5日(水) ~ 17日(月・祝)
     
この展示会、私は今年の3月に一足お先に広島で拝見してきました。
(その時の日記はこちら「人形芸術の世界」
とても素晴らしい作品の数々です。
与勇輝さんの作品を目にすると、優しく穏やかな心になります。
そしてその空間に流れる時間も、ゆっくり―。


皆さん、日々時間に追われ忙しい気持ちで過ごしていませんか?
私自身、一日の内少しの時間でも、ゆっくり・ゆったりとした気持ちで過ごせる時間が持てるといいなぁ、
と思っています。

秋の足音

2007-09-05 | 花と樹と緑と

【移動田んぼに、ついに穂が!】

お客様から頂いた“移動田んぼ”のその後のお話です。
(“移動田んぼ”に関する以前の記事は「移動田んぼ」 「稲作体験中」

写真のように、“穂”が出ました~!!
と、ご報告したいところなのですが…。

この写真の“移動田んぼ”、実は先日新たに頂いたものなのです。
「うちのは穂がもう出たからあげる」
との言葉を添えて。

この小さな空間で見事に実った稲は、ただ今、会社に来られるお客様の目を随分と楽しませてくれています。
皆さん事務所に入ってくるなり、
「穂が出とるがーーー!!」
と言われます。

この穂をつけた稲の横には、以前頂いてから育てている“移動田んぼ”が二つ並べて置いてあります。
少しばかり成長が遅く・・・。
見た目に「大・中・小」といった感じ。
うちのも立派に実るといいのだけれど―。


【秋海棠(シュウカイドウ)】

今年も我が家の庭に「秋海棠」が咲き始めました。

  

花の形は一見すると「ベコニア」によく似ていますが―。



葉の形が全然違います。
秋海棠の葉っぱは、ハート型に近い形をしているんですよ。

秋の訪れを感じさせてくれる、私の大好きな花のひとつです。

海の写真集

2007-09-01 | 

友人のお祝いの帰り道―。
先日、三日月51さんがブログでご紹介されていた、面白そうな本屋さん「フタバ図書」さんへ行ってきました。

ぐる~りとお店の中を一周していると・・・。
ふと目に留まった本がありました。

少し変わったタイトルの写真集。
『うみまーる ~水の惑星の仲間たち~』(東方出版)
表紙は、透き通った海の中を気持ち良さそうに泳いでいるカメと、青い空の写真。
とても、美しい。

「どなたの写真集だろう?」と写真家の方の名前に目をやった瞬間、“あっ!”と思いました。
毎日新聞にフォトエッセイが連載されていた(私も読んでいた)、井上慎也さんの作品だったのです。

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「うみまーる」とは、「海」と「ゆいまーる」を合わせた造語です。
「ゆいまーる」は沖縄の言葉で、島や集落の人たちがお互いに助け合うことです。
自分がその中の一員だと思う気持ち、それが、お互いに助け合って生きていくことにつながるのでしょう。
『うみまーる』というタイトルは、この海に包まれた惑星に生きるものすべてが、お互いを尊重しあって、幸せに暮らしていけたらいいなという思いでつけました。
(『うみまーる』本文より)
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帯には「こころがほほえむ本」と紹介されています。
この写真集から届けられるメッセージは、本当に優しくてあたたかい。
タイトルに込められた思いが、ゆっくりと、じんわりと心に沁み込むように伝わってきました。



そしてもう一冊、面白い本を発見!
David Doubilet (原著), デヴィッド デュビレ
『魚の顔図鑑』(ファイドン)

この写真集、魚たちの顔が中心に撮影されているんです。
色とりどりの魚たちの顔が、アップでこちらを向いています。

こんな風に魚に近付いて、撮影できると楽しいでしょうね。
なかなか魚の正面から写真を撮るなんて体験はできません・・・。
私は専ら横顔写真でございます。

魚の顔を正面から見ると確かに面白い!
写真を撮る上での参考になりました。


書店って、新たな発見があるから楽しいですね。
ご紹介くださった三日月51さんに感謝です。

「勇気をくれるモノ」

2007-09-01 | 記念日
今日は楽しみにしていた友人の出産お祝いに、岡山市内へと出かけました。

主役の赤ちゃんはとってもとっても可愛い女の子。
三人兄妹の末っ子です。
上のお兄ちゃん、お姉ちゃんにそっくり!
(二人はこの日、お家でお留守番でした)

たくさんたくさん笑顔を見せてくれて、幸せな気持ちで満たしてくれて、どうもありがとう。

この日集まったメンバーは、大人5人に子ども6人。
子どもの方が多くて、とても明るく賑やかでした。

卒業してから早何年も経ち、それぞれの人生を歩んでいる友人たち。
彼女らの存在はいつもいつも心の励みになっています。
本当にどうもありがとう。



「子供が生まれたと友人が
 写真付きのハガキをよこした
 勇気をくれるモノはいつでも
 愛を守る人達の強さ     」
      槇原敬之「東京DAYS」より