ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

カフェ.サッカー

2009年07月06日 | Weblog


ゲロゲロ少年Yが来た。
早速移転オープンした「AU CRIEUR DE VIN」につい
て聞いてみた。
予想に反して彼はすでに二回も行っていた。
何故予想に反してかというと、多分一回行って、自分
のお気に入りの場所がないと判断すると思ったからだ。
以前は、死角になるような彼御用達のテラス席があっ
たのだ。
今度の店のテラスは、全て通りに面しているので、一人
落ち着いて自分の世界に没頭するには全く適してない
のだ。
それにも拘らず二度も行ったのはどうしたことか。
どうも、愛着のある店なので、そう簡単に結論は出し
たくないという気持ちが働いているようだ。
どうにかして、新しい店舗の中に、自分の場所を見出
したいようである。
お気に入りの「勝手にしやがれ」のポスターもなくなっ
たし、Yにとっては不満は多い筈。
その変化は、パリの下町のご近所さん御用達の裏通り
のカフェが、モンパルナス辺りの表通りの、観光客も
来るカフェになったというのに近い。
経営を考えれば、当然後者のほうが良いに決まってい
るのだが。

そして話題はいつものサッカー。
「で、岡ちゃんはどうよ」(私)
「どうって、良いんじゃないですか」(Y)
「えっ、本当に良いと思ってるの」(私)
「目標はベストフォーですよ」(Y)
「おいおい、本気か?」(私)
「だって、もう岡ちゃんで行くしかないじゃないです
か」(Y)
「確かに」(私)
「それに岡ちゃんには秘策があるんですよ」(Y)
「秘策、何じゃそりゃ」(私)
「最後の三試合は、いわば目くらましですよ」(Y)
「というと?」(私)
「岡ちゃんなりに実験してたんですよ」(Y)
「手の内を見せない、というのは確かにそれなりの実
力のあるところであれば有効だと思うけど、選手の力
は変わらないからね、メッシみたいな選手がいるわけ
でもないし、基本的にメンバー固定で、FW玉田、SB内
田じゃ得点の臭いはしないし、ずたずたに守りを破ら
れしかイメージできないんだけど」(私)
「いや、そういう風に見ては駄目です、この際現実は
見ずに、決定的な秘策があり幸運が舞い降りてくるこ
とだけをイメージするんですよ、そうするとほらベス
トフォーが見えるでしょ」(Y)
「結局、夢を見よということか」(私)
「夢見る者のみ救われる、ですよ」(Y)
「しょうもな」(私)
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