ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ダウンの寿命

2012年02月19日 | Weblog

 

今現在マイナス6度と、今日も寒い。そんなわけで今年はダウンの出番も多い。十年ほど前福袋で買ったダウンジャケットは、あまりにもこもこしすぎて着る機会はないが、もっと前に買ったベストの方は普段よく着ている。安いからと(確か1000円代)買ったのだが、当時は殆ど着ず(よく見ると色も大して良くない)、また安物買いの銭失いとなるか、しかし捨てるには惜しいと一年で一回も使わないという年も経てそのまま忘れ去られるかと思ったところ、この三四年、よく使うようになり、物もどこで脚光を浴びる分からないものだ、などと思っていた。ベストというのが意外に重宝すると分かったのだ。ところが使用頻度があがると別の問題が生じる。汚れてくるのである。色がベージュなので、これがまた良く目立つのである。ここで思うのは、一般的にダウンの寿命というのはどのくらいなかということであるが、十数年経ったダウンベストは、もうお役御免でいいのではなだろうか。クリーニングに出すほどの良いものでもないし、十分使いきった、と無理やり思い込ませている。着るものを捨てるときは、何故か、罪の意識のようなものを感じてしまうのだ。

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