ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ユイレからブルグールへ

2011年06月04日 | Weblog

 

ゲロゲロ少年Yから借りたDVD、ストローブ=ユイレの「雲から抵抗へ」の中での神についての会話、非常に含蓄に富んでいる。それにしてもストローブ=ユイレを見る度に思うことは、映画って何だという根本的な疑問。二人の会話のみで成り立ってしまっていて、しかも固定カメラで画面の変化は殆どない(が風を感じる)。退屈なのだが魅力的なのが不思議だ。ブレッソンを更にそぎ落とし骨格のみを残した、とでも言おうか。。。

話はガラッと変わって、クスクス。確か前買ったものが余ってるはずだからと、ミートソースで食べようと思った。エスニックな味付けにすると結構いけるのだ。早速ひき肉でミートソースを作る。焦げ目をつけるのがポイントというのを長い間知らなかったが(滅多に食べないのもある)、今回はそこも押さえ、最後にアリサを投入し(クスクスには欠かせないしこれが入ると一気にエスニックに)完成。さてクスクスはどこかなと探すと、肝心のそれが見当たらない。ひょっとして余ってると思い込んでいたが使い切っていたのか、「オーマイガー」。ここでT君がついこの前「クスクス」要りますか?と聞いてきたのを思い出した。T君に連絡すると、それよりクスクスじゃないですが使ってないものが一箱ありますからと言う。それはクスクスより一回り大きな「ブルグール」というフランスものだった。ありがたくそれを頂戴する。世の中、知らないものがいろいろありまんなあ。

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (ハーさん)
2011-06-04 23:11:01
昔の洋食のコックさんはミートソースをオーブンで仕込んでました。
もちろん肉野菜をよく炒めて調味料を全てブチ込んだ後です。
アルミの平鍋に蓋をしないでオーブンに入れとくと、
鍋肌が茶色く焦げるんですが、それを10分に一回ぐらい
こそげ落としてソースに戻し、小一時間。
茶色くてコクのあるミートソース(しかし甘め)
が出来上がりました。
洋食屋さんの黄金率はケチャップ、ピューレ、ペーストが
3:2:1の甘口です。
こんな仕事を知ってるオラも十分ロートルですね。
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Unknown (ピカビア)
2011-06-05 11:19:16
なーるほど、そこまで焦がしますか。
プロの味と家庭の味の違いですね。
家庭の味、色が薄い、こくがない、肉の
臭みはある、旨みだけはスープの素である
が、それがかえって不味さの原因、こんな
ところでせうか。
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