紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

八重桜とライラックの咲く季節

2013-06-09 06:00:00 | 日記
5月上中旬の冷え込みが影響して、桜の開花が例年に比べて10前後遅れました。八重桜も同様でピークが5月下旬となりました。また5月下旬には一気に気温が上昇し、日によっては、札幌の最高気温が、東京、福岡を上回るという珍現象も起きました。春を通り越して一気に初夏になったような気候が続いている今日この頃です。

いつもであれば、5月の20日前後から咲きほころぶライラックが、5月22日~26日の第50回さっぽろライラック祭りが終わってやっと開花するという番狂わせも起きました。なおライラックは札幌の市花に指定されていて、市民にもなじみの深い花です。なお、フランス語風にリラと発音することもあります。この花は割と冷涼を好みます。この花の時期に寒さが戻ると「リラ冷え」というほど生活に密着しているともいえます。

そこで今回のブログでは、八重桜とライラックを取り上げてみました。小樽市内では八重桜として有名なスポットは手宮公園と旧手宮線沿いです。5月30日に旧手宮線沿いで、また翌日の31には札幌で、北海道庁の八重桜と大通公園のライラックを撮ってききました。6月4日には手宮公園の緑化植物園で八重桜を撮影してきました。


(1) 小樽旧手宮線沿い

小樽市では、旧国鉄手宮線の中央通り(駅前通り)から寿司屋通りまで、延長約510メートルの区間を、平成13年度にJR北海道から購入し、オープンスペースとして整備しました。オープンスペースは、普段は市民の散策路として利用されています。さらに「小樽がらす市」の会場や、小樽市の冬の代表的なイベントとなった「小樽雪あかりの路」のメーン会場の一つとしても活用されています。この散策路の両側には数十本の八重桜が植えられていて、季節になると見事な景観を呈します。


散策路のほぼ中間の日銀通りから手宮方面を見たもの。観光客が桜の下で記念写真を撮っている。


同じく手宮方面を望む。


日銀通りから寿司屋通り(札幌方面)を見ると…あれれ、スーパーマリオが写真を撮っている。


おい、おい、列車に轢かれるぞ!愛知県から来たという陽気な高校生たち。
ここで一句、「八重桜満開、笑顔満開、青春の一ページ」


(2) 手宮緑化植物園

春は桜で有名な手宮公園内の一角に、緑化植物園があります。ここの植物園は高台にあるので桜と海が一緒に見ることが出来ます。詳しくは5月28日付ブログ「小樽市内桜めぐり~その1」で紹介しております。5月28日のブログでは、エゾ山桜の開花を取り上げましたが、今回は八重桜を取り上げます。


植物園内の道路の海側に沿って八重桜が数十本植えられています。画面左手が高台になっています。左手奥は葉桜になったエゾ山桜の木々です。


この日は風が強く、時折吹く強風に桜が揺れています。


満開の八重桜をバックに写真を撮っていたのを横からパチリ。念のため人物の手前の桜の枝にピントを合わせました。


天気がよいと対岸の増毛連峰の残雪が綺麗に見える。


緑化植物園内は、今エゾ山つつじが満開。内蔵ストロボ発光させて日陰のつつじが黒くつぶれるのを防いでいます。


(3) 北海道庁の八重桜

北海道庁には100本以上の桜が植えられていますが、千島桜やエゾ山桜よりも八重桜が圧巻です。道庁の前庭には2つの池がありますがそれらの池の周囲に植えられていて、例年5月下旬に満開となります。今回は5月最終日の31日に撮影に行ってきました。幾分葉の緑が目立ち、満開のピークはやや過ぎた感じでしたが、八重桜特有のボリューム感がいっぱいでした。


太陽が中天にあって、桜の下は影になります。そのまま撮影すると、桜が黒くなってしまうので、ここは内臓ストロボ発光させました。


こちらも内臓ストロボ1発。


新緑と相まって、八重桜のピンクが一段と綺麗に見えます。


ちょうど昼休みの時間で、池の周辺では休息する人が多い。


東南アジア系のカップルが、iPhoneで自分撮り。


青空だと池に映る八重桜もきれい。


池のほとりの木陰に、新緑の葉が日を受けて輝く。


(4) 大通公園のライラック

大通公園には約400本のライラックがあって、例年5月中~下旬に花が咲きます。5月31日に札幌に出向き撮影いたしましたが、いまだ3-5分咲きというところでした。ただし白いライラックは満開です。この分ですと、6月5日(水曜)から始まる札幌YOSAKOIソーラン祭りは、ライラック満開の中で行われると思われます。


紫色のライラックは3-5分咲き。


白いライラックは満開。


大通公園はチューリップ、パンジーなどほかの花も咲き乱れている。


木々も新緑に染まってきた。


時計台の前にもライラックがあります。画面では日陰になっていて分かりずらいですが…


ライラックは日陰になっているので、このまま普通に撮ると、黒くなってなんの花かわからない。内臓ストロボで、花に光を与えると上のような画像になります。参考までに内蔵ストロボ発光なしの画像は、下のとおりです。


これでは何の花かわからないですね。
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2 コメント

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桜前線を切り取る… (yotuti)
2013-06-09 18:00:15
小樽旧手宮線沿いの桜にうっとりです。
桜フォト集大成的な感じで参考に成り勉強に成ります。
桜撮影の基本帳…。
返信する
桜のシーズンも… (紅露)
2013-06-09 22:23:03
終わり、初夏の陽気になって写真に最適となってきましたが、YOSAKOIの次は何か…イベントがないかとPC情報で探しまくっています。
返信する

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