紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

ネコ天国~街中の猫たち

2010-04-06 06:00:00 | 日記
ネコは日本全国どこにでもいます。不運にも野良となった猫たちも厳しい北海道の冬をしたたかに過ごしております。さすが真冬には余り見かけることはありませんが、春になって暖かくなると、どこからか顔を出してきます。

今回は小樽近郊の猫たちを取り上げて見ました。先ず最初は小樽観光街のど真ん中、堺町通りで見かけた猫たちです。多喜二亭というお寿司屋さんで、お客の残した寿司ネタをもらっているグルメ猫です。一枚目は、使い古した昔の金庫の上で気持ちよさそうに眠りこけています。勿論野良ですが、慣れているのか、側に寄っても物怖じせず、グー、グー高いびきです。


(おい、おい、金庫番が寝ておってどうする、鉄パイプを用意しているから大丈夫だって?)

同じく、ここの寿司屋からおこぼれを頂いている白いネコです。勿論野良ですが、警戒心ゼロ、カメラを向けると覗き込んでくる。好奇心旺盛なネコである、


(喧嘩ネコ、連戦連勝とか、それもそのはず、寿司ネタ食って体力十分)

次は飼い猫です。最初は我が家の13才のオスネコです。我が家にはこのオスネコの外、もう一匹14歳のメスネコもいます。さらに5歳のイヌがいて、イヌとオスネコがよく絡み合っています。仲が良いのか、悪いのかよく分かりません。


(イヌ突然の玉突き攻撃、不意打ちを食らってネコ、たまらんニャ~)

次の二匹のネコは同じ家に飼われているようです。それも室内で買われているのでしょうか、外出はひも付きのようです。上段は、外が気になるのでしょうか、郵便受けの隙間から盛んに外の様子を眺めています。下段は、なんとなく瘋癲の寅さんに似ているような気がしました。


(下界の様子はどうかな~)


(蟻がトウなら、芋虫ハタチ…ほれそこのオヤジ粗忽モンだね~、フードがずれているよ)

次のネコは、祝津日和山灯台の麓、青塚食堂付近で見かけた野良です。余談すすが、ここ青塚食堂の焼きニシンは脂が乗っていて絶品です。そんな鰊の残り物にありついているのでしょうか、まるまる太って貫禄があり、まるで親分が歩いているように見えました。


(鼻黒の親分闊歩する。俺はこれから、かっぽれの練習に行くのよ)

次は札幌の北大で見かけた真っ黒い猫です。多分教職員や学生達が餌を与えているのでしょう。窓下で盛んに泣き声を発して、餌をねだっているようでした。


(昼の時間はとっくに過ぎたよ~、腹減ったニャ~とでも言っているのでしょうか)

旧手宮線付近にも数多くの野良が住んでおります。この手宮線に沿って一杯飲み屋が数多く営業しております。多分残り物を貰うことが多いのでしょう。子猫も多く見かけますので、餌が豊富で繁殖に適しているのでしょう。


(この一家は5-6匹で集団を組んでいます。近くの飲食店の職人さんがソーセージを与えていました)

次のネコは、水天宮で良く見かけます。或いは神社の飼い猫かもしれません。天気の良い日は、階段でよく日向ぼっこをしています。しかしカメラ嫌いなのか、レンズを向けると、プイとそっぽを向いて立ち去ります。


(賽銭泥を見張る、ガードマンニャンコ)

最後の画像は、我が家の隣の動物病院に集まってくる野良猫たちです。開院前から玄関口に数匹のネコが来ては、餌を催促しているのです。院長が毎日定時にキャットフードを与えているからなんです。


(今日は、腰の調子が悪くてね、診てもらいに、先生まだかな~、なんて会話が…)

この猫たちは、院長が勝手に名付けた「権三」というボスネコが、撒いたタネなんです。あっという間に代を重ね膨れ上がりましたが、そこは野良、交通事故で数匹がなくなり生き残ったのは6-7匹でしょうか。院長も、餌の時に捕まえては避妊手術をしているということでした。権三?根っからの野良で、すばしこく、捕獲は無理、相変わらず、メスネコ見つけてはタネを撒いているのかな。
コメント (4)
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