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No634『遠距離恋愛 彼女の決断』~金曜の孤独にぴったりの映画~

ある想像をしてみた…。

かつて学生のときには年間百本以上も映画を観ていた
映画ファンの男が、齢50も近く、会社で中堅職となり、
今や毎日仕事に追われ、残業続き。
でも、月に一度の金曜だけは、つきあいは断り
レイトショーで一人スクリーンに浸る幸せに包まれる。
そして、今日は懐かしのドリュー・バリモアを観に足を運ぶ…。

金曜のなんばのシネコンのレイトショー。
薄暗い観客席の後方に、ちらばって座っている男性客の姿をみて
思わず、こんな想像がふくらんだ。

そもそもへそまがりで
メジャー系のアメリカ映画とか、
ヒットした作品は、あまり観ない方。
『E・T』も『ゴースト』も観ていない。
でも、金曜のシネコンのレイトで、そういう作品を観るのは、
ちょっと孤独な楽しみという感じで、はまりそう…。

ミニシアターと違って、
シネコンの受付は機械的な対応だし、
なんだか孤独感を感じるのは、むしろおしゃれなシネコン。
(あまりおしゃれじゃないので、単に疎外感だけかも?)

さて、スクリーンに現れたドリュー・バリモアは
とってもすてきで魅力全開。

相手役のジャスティン・ロングも、
色白であまり好みではないけれど、
ドリューが、目指していた新聞社への就職を諦めたら、
きっと数か月経って僕を恨むし、
そのとき僕は耐え切れないだろう、と言って
別れを決断する場面はじーんときた。
ドリューのお姉さんもすてきだ。

別になんということもないラブコメディー。
でも、テンポもよく、とにかくユーモア満載。
飛行機が飛んでいくイラストの絵とか、
携帯メールの文面からは、二人のラブラブな雰囲気が伝わり
やられました・・・。

久々にワインが飲みたくなって、
自宅に帰って開けてしまいました。

映画では、二人が、
店員と、ハウスワインについてしゃべりあった末、
一口、口に含んだとたん
吐き出しちゃうのもサイコー!!
ホント、おもしろいです。

シモネタもかなりですが、全然気にならず、
笑って流せるかんじです。
ジャスティンの親友のルームメイトもおもしろかったし
いっぱい笑って、楽しんで、
「ああ、映画、観てよかった、元気が出た」と
思えること間違いなし。

しかし、トム・クルーズの『トップ・ガン』って
すごく懐かしいのですが、
やはりアメリカでも凄いファン層がいるってことですよね。
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