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自称山ガール、平地で、すってんころりん~前編~

昨年12月のこと。
出町座で6時から、
ポルトガルのペドロ・コスタ監督のトークがあり、
昼から休んで、京都へ出かけました。
せっかくなので、紅葉でも見ようと
一人ふらふら、真如堂から
宗忠神社、吉田山へ。

吉田山を下りるとき、
全くひとけがなくて、ちょっと焦り気味に。
アスファルトの道へ出て、ほっとしたとき、
ちょうど雨上がりで、路面も濡れており、
下り坂の終わりにあった金属製の溝蓋の上で
(銀色の細い格子の、グレーチングという名前)
すってんころりんと、
思い切り派手にこけて、
尻もちをつきました💦

必死ですぐ起き上がったものの、
こけた瞬間、右手を強打し、
痛くて、ふにゃふにゃになり、
指が全く動かなくなりました。

困ったなあと、
とりあえず、映画館へと歩きながら、
大阪に戻って、保険証を取りに帰って、
医者に行こうか、
映画を観るか、迷ったのですが、
思ったほどには腫れてこず。。。
これは、骨折ではなく打撲かもしれないと
一縷の望み。

とりあえず映画館に入ると、
補助席がまだ残っていて、
友達にも会えたので、
薬局で、湿布とテープを買って、応急措置。

幸いにも、集中力を欠くほどには痛みも増さず、
監督の旧作映画を観て、トークも聞いて、
友達とご飯食べて、楽しく帰りました。

夜は、テーピングでぐるぐる巻きにして寝たものの、
翌朝、腫れがひどくなったので、
医者に行って、レントゲンを撮ると、
中手骨という、中指の下の骨が、
ななめにぽきっと折れていました。

中指と薬指に
簡易ギプス(ガーゼを固くして、取り外し可能)をして、
全治3~4週間とのこと💦

さすがにピアノは弾いてはいけないと言われ、
それまで、毎日練習していたのが、悲しい事故。

利き手が使えず、
顔や頭を洗うのも、歯磨きも左手。
きゅうりは、ナイフを使わず、かじったり、
洗い物ができないので、紙皿にして、
プラスチックの使い捨てフォークとスプーンで食べ、
化粧のときは、眉がうまく描けず、適当とか、
何事も、おおざっぱ、ワイルドになりました。

転倒した前日の日曜日には、
六甲山の中腹にある風吹岩の
少し先まで友達と行って、
途中で、スタジオ練習のため、
別れて、一人、また来た道を
飛ぶように走って下りました。
山道では、全くこけなかったのに、
アスファルトの道で、激しくこけるとは、
悲しいことです。

いまどきは、超音波治療といって、
中指の骨は、ほぼ1か月、
毎日20分当てると、治癒が早くなるといわれ、
せっせと通って、
12月終わりには、
寝る時と人混み以外は、ギプスをはずしていいと言われ、
順調に回復したのでした。

しかし、けがはこれだけではなかったのです。(→後編へつづく

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