映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
音楽に教えられ…
残業の帰り道、疲れて、
なんだか暗いことしか思い浮かばず、
陰々滅々になりかけた時、
パタパタとにぎやかな足音が聞こえてきた。
なんだろうと思いながら、歩いていくと、
団地の広場の隅にある小さな滑り台で、
幼い女の子が二人、
勢いよく上っては、滑り降りて、を繰り返している。
そばで、若いお母さんが、自転車の横でスマホを片手に、
そろそろ帰るよと声をかけるが、
女の子たちは、かまわず、
「お母さん見てー」とか言って、
また、元気よく登っている。
薄暗くて、顔はよく見えなかったが、
楽しそうなのは、足音から伝わった。
いい光景を見たなと思う。
帰って、最近凝っている野菜のスープをつくったけれど、
本で薦めているほどには、美味しくもできず、
でも、あたたかいものは体もこころも安らぐ。
皿を洗いながら、ふいにわいてきたのが、
中島みゆきの「時代」という歌。
「今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけど
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わってめぐりあうよ」
(作詞作曲 中島みゆき)
歌いながら、涙が出そうになった。
悲しみがあるほど、曲のよさが心にしみる。
3月24日(日曜)に、49daysという大阪のバンドさんが、
なんばのLive&Session Bar Cassie'sでライブをされる。
カラオケライブコーナーがあって、
https://www.facebook.com/49daysjapan/photos/gm.833971270275878/2318882555034300/?type=3&theater
お客さんも、生バンドの演奏で、好きな曲(メジャーな曲に限る)を歌える。
私も毎回、挑戦していて、今度はどの曲を歌おうか考えていた。
つい3,4日前、
朝の出勤途上で、ふってわいたのが、
渡辺美里の「My Revolution」。
今の自分にぴったりな曲は、この曲だと、
この曲しかありえないと思って申し込んだ。
「さよならSweet Pain
頬づえついていた夜は昨日で終わるよ」
「 きっと本当の悲しみなんて
自分ひとりで癒すものさ
わかり始めたMy Revolution
明日を乱すことさ
誰かに伝えたいよ
My Tears My Dreams 今すぐ
夢を追いかけるなら
たやすく泣いちゃだめさ
君が教えてくれた
My Fears My Dreams 走り出せる」
(作詞 川村真澄 作曲 小室哲哉)
私はこの歌を初めて聴いた時、
「明日を乱す」という言葉が、
意味がよくわからないまま、すごく印象に残った覚えがある。
今日「時代」のメロディが出てきたら、
この歌もぴったりだと思うし、
「木枯らしに抱かれて」(小泉今日子)が浮かんで来たり、
悩ましかったりする。
project-Pさんの曲を歌う機会がめぐってきそうになって、
とりあえず、1,2か月だけでも習ってみようと
適当に始めたボーカルレッスンが、
なぜかもう3年近く続いている。
息を吸うのも吐くのも、人並外れて下手だと言われ、
全く上達の兆しもなかったけれど、
声を出すのは楽しくて、
レッスンに行って、発声練習するだけでも、
すっきりした明るい気持ちになった。
たいしてうまくもなってないけれど、
日野原先生の言葉を習って、挑戦を続けようと思う。
« 日野原重明先... | No1419『盆唄... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |