映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
No434『日本のいちばん長い日』~息詰まる緊迫感~
2009-08-15 / 映画
今までテレビで放送されても、終戦を決議するための会議をずっと映しているだけで、大作だし、あまりおもしろい作品ではないという先入観があった。今日、初めて観て驚いた。喜八監督、ごめんなさい。
なんという緊迫感。
手に汗握り、結末がやってきた時には
解放感で感涙しそうなほど、息詰まるものがあった。
前半、ポツダム宣言を受諾し、降伏するかどうかを決める
閣僚会議が行われる。
そして、降伏が決まり、天皇がラジオで国民に知らせることになる。
いつ連合国に電報をするのか、
いつ国民に知らせるためラジオ放送するのか、
公文書としての手続きはいつおわるのか、
天皇が録音したレコードは、放送までどこで保管するのか、
その都度、意見がぶつかり、衝突が積み重ねられる。
その一方、
降伏を受け入れられず、本土総決戦をしなければ
外地で死んだ仲間に申し訳が立たないと
奮起する若い将校たち。
反乱軍を演じる俳優たちのエネルギーが画面から炸裂する。
いまだに本土決戦を唱えるなんて
なんという奴らだと思いつつも、
信じるものに向かって突き進む熱さには圧倒される。
そして、彼らを抑えようとする将校たちも熱い。
降伏に向けての手続きが進められる一方で、
特攻隊が家族や仲間たちに見送られて、飛び立っていく不条理。
すごい群像劇だった。
陸軍大臣を演じる三船敏郎よりも
反乱軍の黒沢年男が凄かった。
岡本喜八監督って凄いんだと、あらためて思った。
熱い1日が終った。
なんという緊迫感。
手に汗握り、結末がやってきた時には
解放感で感涙しそうなほど、息詰まるものがあった。
前半、ポツダム宣言を受諾し、降伏するかどうかを決める
閣僚会議が行われる。
そして、降伏が決まり、天皇がラジオで国民に知らせることになる。
いつ連合国に電報をするのか、
いつ国民に知らせるためラジオ放送するのか、
公文書としての手続きはいつおわるのか、
天皇が録音したレコードは、放送までどこで保管するのか、
その都度、意見がぶつかり、衝突が積み重ねられる。
その一方、
降伏を受け入れられず、本土総決戦をしなければ
外地で死んだ仲間に申し訳が立たないと
奮起する若い将校たち。
反乱軍を演じる俳優たちのエネルギーが画面から炸裂する。
いまだに本土決戦を唱えるなんて
なんという奴らだと思いつつも、
信じるものに向かって突き進む熱さには圧倒される。
そして、彼らを抑えようとする将校たちも熱い。
降伏に向けての手続きが進められる一方で、
特攻隊が家族や仲間たちに見送られて、飛び立っていく不条理。
すごい群像劇だった。
陸軍大臣を演じる三船敏郎よりも
反乱軍の黒沢年男が凄かった。
岡本喜八監督って凄いんだと、あらためて思った。
熱い1日が終った。
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