映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
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昭和10年頃、山中貞雄、稲垣浩ら若き監督、脚本家が京都の鳴滝に下宿。梶原金八という名で共同脚本も。彼らの映画魂に惚れ込み、鳴滝組の見習い小僧を自称する不肖者。 |
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№8-1(監督編)廣木隆一監督 ヴァイブレータ
2004-08-20 / 映画
前半は、寺島しのぶの独白の字幕が妙にひっかかったが、後半、定食屋で、寺島しのぶと大森南朋が向き合う昼飯のシーンから俄然、濃密な空気が漂い、凄くなった。大森が丼をかきこみ、食欲のない寺島を心配する。どこか、かっこつけていた二人が、初めて、お互いに打ち解けあい、ほどけた空気が流れるという様子を、ロングにひいたカメラがじわじわと二人に寄っていく、長回しのカメラで迫る、そのシーンがすばらしかった。
ラスト。レジで清算をじっと待つ寺島しのぶのすがすがしい表情。彼女の心に溜まっていた苦しさの塊が、二人の旅を通して、確かに溶け出たんだ、ということが無言のうちに伝わり、見事な顔だった。
廣木監督の作品は、人間の生の姿の美しさを垣間見せてくれる。
ラスト。レジで清算をじっと待つ寺島しのぶのすがすがしい表情。彼女の心に溜まっていた苦しさの塊が、二人の旅を通して、確かに溶け出たんだ、ということが無言のうちに伝わり、見事な顔だった。
廣木監督の作品は、人間の生の姿の美しさを垣間見せてくれる。
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