映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
No346「三里塚 岩山に鉄塔が出来た」~この高さに絶句~
2008-05-11 / 映画
とにかく凄い。
この高さは、半端じゃない。
三里塚の農民たちは、
成田空港の開港に先立つ飛行テストを阻止するため、
鉄塔を建てることになる。
その鉄塔建設のドキュメンタリー。
私は、はじめどれぐらい高いのか、よくわからなかった。
とび職の青年が、ひょいひょいと上がっていくのを撮り続け、
そのままてっぺんに上がって、作業をする場面を撮る。
その時、地上に斜めにつながっているロープの先を映す。
え!?
地上の人のあまりの小ささに、のけぞりそうになった。
なんて高いんだろう。
映画の最後のテロップで高さがわかる。
鉄塔の全長は60メートル・・。
小さいはずである。
カメラもマイクも
地上40メートル以上のところに上がっているのだ!!!!
命を賭けた撮影というか・・。
とび職の青年たちの表情がさわやかですてきだ。
雨で滑りやすいことを計算しつつ、注意深く、綿密な指示と掛け声。
3、4人の青年たちが、鉄塔のてっぺんに上る。
風も強く、地上50m近くの高さでの、危険極まりない作業というのに、
笑顔を絶やさず、冗談なんて言ったりしながらも、
手はきびきびと動いている。
まさにプロだ。
終わった後の、とび職の青年へのインタビューもいい。
彼らは運動家ではない。
でも、闘う農民たちのために何かできたらと協力している真摯さが伝わる。
彼の後ろには娘らしき2、3歳の少女がブラシを持って、
とうちゃんたる青年にまとわりついて離れない。
父親の髪を梳こうとしたりする仕草が可愛らしく、
ぽちゃっとした愛くるしい女の子。
以前ご紹介した三里塚シリーズの5作目で
1972年の小川プロダクション作品。
ぜひいつか観てください。
濃密な世界です。
この高さは、半端じゃない。
三里塚の農民たちは、
成田空港の開港に先立つ飛行テストを阻止するため、
鉄塔を建てることになる。
その鉄塔建設のドキュメンタリー。
私は、はじめどれぐらい高いのか、よくわからなかった。
とび職の青年が、ひょいひょいと上がっていくのを撮り続け、
そのままてっぺんに上がって、作業をする場面を撮る。
その時、地上に斜めにつながっているロープの先を映す。
え!?
地上の人のあまりの小ささに、のけぞりそうになった。
なんて高いんだろう。
映画の最後のテロップで高さがわかる。
鉄塔の全長は60メートル・・。
小さいはずである。
カメラもマイクも
地上40メートル以上のところに上がっているのだ!!!!
命を賭けた撮影というか・・。
とび職の青年たちの表情がさわやかですてきだ。
雨で滑りやすいことを計算しつつ、注意深く、綿密な指示と掛け声。
3、4人の青年たちが、鉄塔のてっぺんに上る。
風も強く、地上50m近くの高さでの、危険極まりない作業というのに、
笑顔を絶やさず、冗談なんて言ったりしながらも、
手はきびきびと動いている。
まさにプロだ。
終わった後の、とび職の青年へのインタビューもいい。
彼らは運動家ではない。
でも、闘う農民たちのために何かできたらと協力している真摯さが伝わる。
彼の後ろには娘らしき2、3歳の少女がブラシを持って、
とうちゃんたる青年にまとわりついて離れない。
父親の髪を梳こうとしたりする仕草が可愛らしく、
ぽちゃっとした愛くるしい女の子。
以前ご紹介した三里塚シリーズの5作目で
1972年の小川プロダクション作品。
ぜひいつか観てください。
濃密な世界です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« No345’どこ... | No347『わが幼... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |