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雪山に行って考えたことと通勤の朝の風景~冬の金剛山その3~

今朝、起きると、
昨日、金剛山で見た風景のように、
あの白い雪が、ふわふわと降ってくるのが見えた気がして、
心の中に、ほのかな灯りがともったような
嬉しい気持ちになりました。

壮大な自然は何も教えてくれません。
雪山に行ったからといって、
私の中の何かが変わったり、
気持ちをリセットできるわけでもなく、
結局、どうしようもない私が
そのままいるだけです。

でも、山の中で、海のような風の音を聞けたのは、
私にとって、
とても大切な体験だったような気がします。

大切に育ててきた想いがかなわないのはつらい。
でも、へっちゃらだと信じることで、
きっと乗り切れるし、
答えは自分の中にあるはず。

感情はコントロールできない。
気持ちに整理がつかないうちは、
混迷しても、仕方ない。
いずれ、答えは出るはず。

つらいときは、
あの風景を思い出そう。
雪の音。風の音。木々の音。
壮大な自然へとつながる階段を自分の中に持つこと。

やっぱり私は、書くことが好きで、
書くことで、なんとか生きていける気がします。
それは、小さい頃から変わっていません。

とりとめのない文章ばかりですが、
これからもこつこつ書いていこうと思いますので、
よろしくお願いします。

連休明け、今朝の風景。
出勤しようと、部屋を出て、
エレベータ前に行くと、
老夫婦が先に待っていました。
「おはようございます」と言うつもりが、
なぜか「こんばんは」と挨拶してしまい、
恥ずかしくなりましたが、
老夫婦は、にっこり微笑んでくれて、ほっとしました。

エレベータに乗ると、
その奥さんは、旦那さんに
「仕事ある人は大変だから、あなた、奥に行きなさい」と
優しく言って、
私が扉の前に立ってすぐ下りれるように
気を回してくださいました。

誰かがボタンを押したせいで、
途中の5階でエレベータが開き、
先に乗っていたもう一人の女性が、
「開」ボタンを押しながら、
1階に着いたのと勘違いして、
「どうぞ」と言われました。
でも、すぐ、気が付いて、
「あ、ここ5階でしたね、ごめんなさい」と言うと、
さっきの老夫婦の奥さんは、
「ここで降りたら、あとが大変よねえ、階段で下りるなんて」と言って、
「そうですよね」と会話が弾み、
同じ気持ちを共有して、笑いが生まれました。
ほんの短い間ですが、とても微笑ましい風景でした。

その奥さんが笑って上手に返してくださる言葉の一つひとつが、
どれも相手を責めるわけでないから、
失敗してもさわやかな気持ちになれるのだと思います。
とてもおだやかで、笑顔のきれいな女性でした。

私も、ああいうふうに年をとりたいな、と思いながら、
とても爽やかな気持ちになった連休明けの朝でした。

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