goo

No1438『シュヴァルの理想宮~ある郵便配達員の夢』~目標をやり遂げるには頑固であれ~

冒頭、喪服を着た人々が現れる。この映画のテーマは、宮殿づくりというより、家族であり、死である。 自分より若い者の死は、本人も死んでしまいたいほどに、絶望の底に打ちひしがれる。深い悲しみを、映画は伝える。 そして、この男が一人でつくり続けた宮殿の大きさが、最後のほうで俯瞰で見下ろされたとき、その途方もない大きさに驚くと同時に、悲しみを乗り越えて、完成させた重みに、涙をおさえきれなくなる。最後のラ . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )