ヒルズロ―ドコ-ラスは、3月5日のロッシ―ニ管弦楽団の”荘厳ミサ曲”の合唱でご一緒でした。そのご縁で池田理代子とばらのミュ-ズ達の団員数名が入団されています。「定期演奏会」がわが家の近くのめぐろパ-シモン大ホ-ルでありました。
ご招待を頂いて、家族4人で聴きに行きました。耳に覚えのある武満徹の数曲。”死んだ男の残したものは”他・・・。素晴らしい歌声でした。感動しても、新たに合唱団に入る気力は、いまの私にはありません。流れに身を委ねる受け身のステ-ジにはいったようです。
アンコ-ルの”ゆうやけこやけ"見事でした。余韻に浸っていたくて、しばらく席を立ちませんでした。人生の表舞台から降りていかざるを得ない事への、一抹の寂しさの感情とダブッたようです。歌った方は、一つのことをやり遂げ、終わったことへの充足感を噛みしめていらっしゃることでしょう。 何事にも終わりがあることを再認識した夕暮れでした。
「真夏「に第九を歌う会」から、長きにわたって、ご縁のあった元合唱団のお顔触れが数名客席にありました。