更なる ときめきを求めて!

「七色唐辛子+一味唐辛子の会」は、卒業しました。

故郷の山に向かいて云うことなし・・・

2019年05月13日 | 日記

  「挨拶をお願いします。」 山口県防府市の高校同窓会事務局の上山氏からの電話。連休中、尾骶骨をぶっつけているし、上の歯は全くない仮歯状態。花粉症で咳も残っている。かっての親友から、お誘いの声がかかったものの、参加自体を躊躇している有様。

 「林会長(当時の生徒会長)に、頼んでください。」押し問答の末、引受けざるを得なかった事が、出席する覚悟に繋がる。11日土曜日、朝早く羽田発。機内でスマホ片手に、挨拶の内容を思い巡らせるうちに早くも到着

 宇部空港は、一面見事なバラの装い。むせかえる甘酸っぱい薔薇の芳香。何という華やかさ。ベストタイムの故郷への第一歩となりました。故郷の地に足を踏み入れると、やはり心が騒ぎます。街にかっての面影はありませんが、桑山、天神山、佐波川の山河は、私を温かく包み込んでくれます。私の故郷の原風景の一つは当時の”三田尻駅(今の防府駅)”ですが、上京した56年前の景色のままで、時間が止まっています。

 故郷は遠くにありて思うもの そして悲しく歌うもの・・・室生犀星

                

 

 会は、12時スタ-ト。2年ぶりの懐かしい顔触れに、疲れも吹っ飛び、60年前にタイムスリップ。1960年代の出来事は、「もはや戦後ではない・美智子様、お妃決定・フラフ-プ・抱っこちゃん・3C。半導体、白物家電隆盛の兆し・・・等々が思い浮かびます。   改めて、我々は日本の高度経済とともに生きてきた、ある意味では幸せな世代であったと言えるでしょう。

 

 

 夜は、高校86期生迄の全体の総会でした。ちなみに私は達は27期生。日興証券時代の後輩にばったり出会い、かっての職場仲間で集まりをすることが、その場で決まりました。思い切って来て良かった。

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