Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

自転車力検定

2009年05月10日 | 平地、スプリント
中の中、でした。



JCRC埼玉タイムトライアル大会に参加してきました。
河川敷のド平坦、10㎞をひたすら踏み倒す、このイベント。
スタートからフィニッシュまで、最大の出力、乳酸閾値ジャストかその少し上辺りで耐え忍び続ける。ひたすら、耐え忍ぶ・・・


<写真提供:アオ虫さま>
うぅぅん。まだまだハンドル低く遠くできますね。
おそらく肥大したおなかが前傾姿勢をジャマしているのであろう。

●集団の恩恵
●つらさを分かち合う、同志
そんなものはなく、徹頭徹尾個人の実力が、タイムに反映される。

去年の同じクラスの入賞ラインは、平均時速40.64km/h
これを目標にする。しかし、イベント直前になっても新横浜遊水地の4㎞/hコースの自己記録は平均時速39.8km/h止まり。倍以上の距離に不安を残す。

結果は・・・

井の中の蛙、大海を知らず


本日のために、T本せんせいに、コスカボを借りる。ありがとうございました。
必死です(汗)


4tトラックの横に基地をおいた、てんとうむしチームのお方の愛車です。JCRC西湖でご一緒した人でした。またよろしくだす~


まずは登録者20kmの部がスタートしていく。T岡さん。
ブリジストンアンカーの選手などもディスクをグワングワン鳴らせながら駆け抜けていく。

座右の書では、タイムトライアルはウォームアップが命、と書いてあったので

心拍170で15分
心拍190で5分
回復
インターバル最大30秒
回復
インターバル最大30秒
回復
インターバル最大30秒
回復

30度の炎天下の中、滝のような汗をかいて準備OKです。

~本番~

往路微風向かい風
15秒前の走者が、フツーのクロモリロードバイクなので、この人を追跡調査することにしました。

スタート、いきなり45㎞とか出てる(汗)
ペースあげすぎあげすぎ…

1km地点
いきなり巡航が40㎞に落ちる。駐車場で観客がいるが、特にペースをあげることもなく、冷静に。辛い。早くも気持ちが折れそうになること一回目。

2~4㎞
微風でも、向かい風が足を削る。巡航が38㎞に落ち、平均速度も38㎞に落ちていく、やばいよ、これじゃぁ・・・焦るがペースはあがらない。前との間隔もつまらない。

少し乳酸がたまったらギアを一枚軽くして、回復したら一枚戻して、
乳酸と心臓バクバクの間のあやういスイートスポットを探す。
…そんなものはない!心拍数はスタートからずっと180以上、もう190を越えた!

折り返し

30秒前の走者にやっと追いついた!折り返し点以降でゆっくりパス。

往路は微風追い風。なんとか巡航が42㎞に戻った。苦しく、ずっと心拍180だが、艱難辛苦を耐える。耐えろ、耐えろ、前に追いつけ・・・

6~9㎞

巡航速度もあがり、平均速度が徐々に上がってきた。どうにかして平均速度をあげて、恥ずかしくない数字で終わりたい。その一念のみ。
前のロードバイク、驚異的に早い。なかなか追いつかない。数10m

ラスト
なんとか平均が39㎞に届きそうだ・・・
最後だけスプリントしてもがき終了。

結果:
去年の結果を参考にすれば、ぼちぼちでは?と思ってリザルトを見に行くと。

15分11秒
平均速度:39.48km/h

順位は?

69人中29位。
ど真ん中。
(・ε・`*) ...
トップの平均は42㎞台。

レベル高ぇ!

JCRCのチームTT入賞で、完全に浮かれていました。全然歯が立たないです。
悔い改めて練習しなくては。出力、心肺能力、乳酸除去能力、上半身、いずれも努力の余地あり!問題が湧き出た感じです。次にむけてよい宿題をもらえました。

4000円で地獄を味わえ、練習の課題までいただいて、すばらしいイベントでした。
走り終えた後は、もう二度とやるもんか、と思いましたが、不思議とすがすがしさが残りますね。全部隠しようのない実力ですから。


大会のおひざ元、加須(かぞ)は、うどんの街らしいです。
行列ができていました。


新川さんで、こしのあるざるうどんをぺろり。ごちそうさまでした。うまかった~