Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

雨の発射台 第2章

2009年05月24日 | 平地、スプリント
<写真提供は、フリーカメラマンKさんにいただきました。ありがとうございましたm(_ _)m>

TOJ市民レース 一般2Aクラスに参戦してきました。

Bex Isoyaからエントリーは11名。サッカーチームができますね。
コンディションが豪雨、ということもあり出走は8名。

前日まで、以下のように作戦を決めておきました。

戦略
エース:生協さん
アシスト:他のみんな

戦術その①
スタートで固まる
戦術その②
レースが始まったら、列車にはこだわらない。
戦術その③
常に前方に位置する。
戦術その④
少人数の逃げは、これを無視する。
戦術その⑤
コーナーの出口は、思いっきり加速する

レースレポ

スタート~二周目


しっかりアップして、スタートラインに並ぶ。
「常に前め」これは鉄則。だと思っていたが、道路が広い大井ではそれほど前めで警備をする必要はなかったみたい。川越ほど前に位置するアドバンテージはなかった。
でも前でレースを作ると楽しいよね。

最初のコーナー出口で「がんがん加速するぜ~」とペースを上げたら、集団もやおらペースアップ、その勢いで少人数の逃げが形成される。

サイクルQのみなさんと話し、「追わない」ことに。


逃げは4名。集団は追わないことにしたので、特に先頭交代をして追いかけるわけではないので、なかなか差が縮まらず、すこし焦る。結局2周目のバックストレートで逃げ吸収。吸収と同時にアタックもかからず、平穏。

しかしその平穏は、長く続かない。

ここで後ろからするすると先頭にでてきたのは、なんと!



鰤二等兵
キツァー━━━━ヽ(・∀・` )ノ━━━━!!!!

二等兵が45㎞で曳く牽く。集団が縦に伸びます。
しかも一人で逃げ始めました。

ヽ(゜Д゜ )トビダシスギダ ゴラァ!!

しかもこの後、垂れて後方に下がるわけでもなく、前方に居座り続けます。二等兵、今日は超攻撃的です。

鰤二等兵の先頭牽引に☆のさんも後方からあがってきました。こうなると、いつものテンションです。

「ヒャッホウ!」とレース中にも関わらず奇声をあげてしまいました。

なんかBチームツーリングです。

ちょっと仕事をしすぎたのでしばらく後方に下がります。

2周目、3周目のどちらかのバックストレート、大観衆の前を45km/h近辺で鰤二等兵を従えて先頭をひ~ひ~走っていると

ピロリロリロ~ン

ピロリロリロ~ン

なんか携帯が鳴っています。
おれの携帯みたいです。ニャ嫁からメールでした。ずっこけました。
さすがに返信はしませんでした。

*この時、玄関にWilier Le Roiが到着していたことを告げるメールであった。

最終回、スプリントに備え、十番手くらいで足をためる。でも既にけっこう足を使いすぎた。

カープール脇を過ぎ、最終コーナーをゆっくりと曲がりながら加速していく。
当然スピードが上がる!ここで尻に食いつかないと絡みすらできない!
ここは踏んで先頭集団の後方に食らいつく!

時速は50km/hくらい

5番手くらいか?

隣のA味さんと話す。

「まだだよー」
「マダマダ―」

「残り200mまで我慢だよー」

・・・って我慢しようにもペースがあがり、追走に腰をサドルからあげた勢いでスプリントを開始してしまう。残り400m!

スピードがどんどんあがる!
やべ!ギアが一枚余ってる!

ここでwレバーに中段右膝蹴り! 一発で成功!

ここで三番手、A味さんが二番手!400m持つのか?


ウゴァ~


200mもがいたら、案の定乳酸君(=゜ω゜)ノ イヨウ

一人、二人と抜かれ、入賞があやしくなります。ゴールラインにむけてぐんぐんぐんぐん加速していくというよりは、フィニッシュにむけスローモーションで減速していくイメージ。

その時、視界の右端を生協さんが駆け抜けた!
グングングングン・・・

「やった!エースが優勝だ!」

そう思った瞬間、ペダルをゆるめてガッツポーズ。

見事チーム戦術がきまり、

生協さん・・・優勝
A味さん・・・四位

でした。

実は、このレース前を走っていたクラスで、


いやーん


ばかーん

なことがあり、右側の車線が混乱していました。
右側からまくろうとしていたさくぞう先生、てんちょの皆さんはここでブレーキに手をかけざるをえなかったようです。アンラッキーですね・・・

今日のMax: 58km/h


生協さんおめでとうございます。二勝目ですね!!イヒ!
(てんちょナイス!)

次はJCRCひたちなかです。今シーズン前半の勝負所、さらに練習を重ねるだばー!

おまけ:
家に帰ったら↓こいつが玄関に到着していました。



さて、ひたちなかは炭素で出るか、鉄アレイで出るか・・・