アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

市民外交センターブックレット3 最新号

2008-10-27 19:54:21 | インポート
昨日の夕方、とってもうれしいことがありました!!
先住民族の権利回復のための働きを豊かにされている「市民外交センター」代表のUさんから
最新ブックレットが送られてきたではありませんか。しかも・・・、このブログを見てくださっているようで!! ありがとうございます。Uさんの著書は大変勉強になりますのでよく紹介・引用させて頂いています。

この度の「アイヌ民族の視点から見た『先住民族の権利に関する国際連合宣言』の解説と利用法」も、大変、HOTで聞きたい内容ばかり。「国連先住民族権利宣言」がアイヌ民族にとってどのように効力を発揮するかが分かりやすく書かれているではありませんか。すべての項目にこんなに詳しく書かれてあって一冊1000円は安い!
早速、仲間の分を注文して、一緒に学びたいと思います。ありがとうございました。
この資料に加えて、ウハノッカの会「一目でわかる先住民族の権利宣言―国連案の内容と争点―」を比べながら進めたら、94年案(作業部会11会期合意草案)がどういう議論を経て来たのか、さらに‘07総会決議までどう変化していったのかが確認できますね。
よしっ!! 今後、みなさんにも分かりやすく(分かったところを)UPしていきましょう。

ちなみに、上記ブックレットは下記の市民外交センターに連絡注文すると発送料別で送ってくださるようです。連絡先は以下のURLへ(ここから直接注文できたらいいですね~)。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/peacetax/index.html



北海道では冬以外、常にコスモスが咲いています。


グアテマラ・マヤ先住民族の女性、ロサ・ペレス=トフさんを迎えて講演「勇気を受け継ぐ」が今週末に行なわれます。
1940年代から50年代にかけ、平和な民主化の時代を迎え、農地改革や土地利用の効率化がすすめられていました。しかし、それもつかの間、1954年には米国の支援を受けたアルマス大佐のクーデターが勃発。その後1985年まで軍事政権が続き、それに対し改革派の軍人らを中心に反政府闘争が起こって内戦に突入します。
36年も戦いが続き、国は土地を要求する農民運動にも厳しい弾圧をかけます。またゲリラの支持基盤であった農村部の人々を皆殺しにし、マヤの440の村が焼き払われ、20万人もが死亡・行方不明となりました。国内外の避難民は100万に達し、国は疲弊しました。
内戦が終わって12年が経ちますが、未だ和平協定が守られず、特に土地問題の解決や先住民族の権利保障の問題は進んでいないとのことです。国民は不安の中にあるとのこと。※
そのような中で、先住民族の女性たちが立ち上がり、社会を変えようと行動を起こしているそうです。
この度のロサさんは、連れ合いを奪われた女性たちの会「コナビグア」のメンバーとして10月11日に来日し、全国いたるところで講演を続け、31日に札幌で最終講演をされます。
下記の通り、ご案内します。 わたしも雪が降らなければ日帰り参加したいと思います。

日時:2008年10月31日(金) 18:30~20:30
場所:かでる2・7 710会議室(札幌市中央区北2西7)
参加費:500円 通訳つき
主催:グアテマラ・マヤ先住民族女性を支援する会
問合せ:さっぽろ自由学校 遊 011-252-6752 E-mail syu@sapporoyu.org


※以上は、「先住民族サミット」パンフレットの「グアテマラと先住民族」(新川志保子報告)を参照しました。





いよいよ冬です。暑寒別岳の頂も白くなりました。


全然、関係ないことではありますが・・・
CO・OPのカップ麺からもパラジクロロベンゼン・ナフタレンが検出されたと騒がれています。テレビのニュースも出てきましたが、それを見て思い出したことがあります。
数年前の話です。わが家の長男がめずらしくCUPヌードルを買って食べていました。ところが、突然、「うっ、なんか味が違う! うあっ、これっ、CUPヌードルちがう!COOPヌードルだぁ~」と叫ぶではありませんか。話によるとCOOPでいつもより安く売っていたとのこと。もちろん、ちゃんと確認しないで買ったのは自分のせいですが、当時は日清のCUPヌードルと外観はかなり似ていたのを記憶しています。色も同じような感じで、ただ「U」と「OO」の違いだけだったと。しかし今回のニュースを見ると変わりましたね~。違いが分かるようになりました。