滝上町は林業で栄えた町、それを支えたのが「濁川森林鉄道」です。
起点は滝上町濁川、廃止になった旧国鉄渚滑線・濁川駅のそばにありました。
そこから本流線とオシラネップ線が延びており、最盛期には総延長が64km。
廃止は昭和34年(1959年)なので、もう50年以上も経っています。
ですがその廃線跡は町内のあちこちに残っており、
地元滝上町では「滝上の森林鉄道を調べる会」が中心となり林鉄の研究を行っています。
その成果発表も滝上であり、私も参加してきました。
そのときのブログはコチラ → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/a65994d9639998a08ccc3294ea66ee4d
またそれが本にもなっており、PDFでダウンロードすることも出来ます。
町観光協会のブログから → http://takinouekanko.tabilog-hokkaido.jp/article/0021039.html
そんな滝上町の森林鉄道跡ですが、
今までも北見発着で見学ツアーを行ったことがありました。
そのときのブログはコチラ → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/be11e31edda256cff1ddb2fbb66a7c68
その他札幌からのツアーのコースに組み入れられたり(STVの「D!アンビシャス」で紹介された)、
まぁいろいろあるわけです。
やっぱり地元がこういうことを本気で取り組むと何かと反響があるわけですね。
そこでこの秋、
札幌発着で濁川森林鉄道を見学する本格的なツアーが行われることになりました。
催行するのは産業遺産見学ツアーを数多く手がける(株)シィービーツアーズ。
北海道中央バスの関連会社ですね(“Chuo Bus”なので、シィービー)。
鉄道は各分野でいろいろとブームになっていますが、
いよいよ森林鉄道も地元大手旅行会社から注目されるようになった。
長くなったので、ツアーの内容は明日。
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