カードの表は昔の工場が写っています。
室蘭は“鉄のまち”、これが室蘭発展の礎になったのかと思う。
裏の案内を見ると、輪西町は製鉄所とともに明治から栄えてきたとあります。
輪西は1909(明治42)年に北海道炭鉱汽船輪西製鐵場が火入れを行った街です。
今の日本製鉄と日本製鋼ですね。
当時の工場は規模が小さく、溶鉱炉1基と熱風炉3基があり海側に民家があったそうです。
1912(昭和12)年、海岸を埋め立てることになり、民家は全戸退去となりました。
これで旧輪西市街が消滅した。
今の輪西駅の海側には日本製鉄があり、その南側に日本製鋼が立地しています。
埋め立てた場所に工場が広がったのですね
かつてはその工場の敷地の中に民家があったわけだ。
今は輪西駅の山側に『輪西町』があり、市街地が広がっています。
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