味噌と醤油。
メーカーといえばどこを思い出しますか?
醤油はキッコーマンを筆頭としてヤマサなどの大手メーカーがあります。
その他、全国には中小合わせ約1300社・工場(2014年)もあります。
味噌はマルコメなどの他、これも全国に900社以上のメーカーがあります。
どちらもほとんどは中小メーカー、味噌・醤油醸造業は地域に根差した地場産業なのです。
で、北海道の味噌・醤油メーカーといえばどこを思い出しますか?
味噌は岩田醸造(紅一点)、日本清酒(寿)、福山醸造(トモエ)などがありますが、
醤油は千歳のキッコーマンしか思い出せないのではないでしょうか。
実は味噌も醤油も、これらの他全道各地にメーカーが点在しており、
北海道味噌醤油工業組合に加盟しているメーカーは22社もあります。
味噌と醤油、両方を作っているメーカーも多い。
所在地も札幌や旭川などの都市部の他、訓子府や本別、八雲などにもあります。
そんなメーカーの味噌や醤油など、見たことないぞ?
一体どこで売っているのやら…。
ところで旭川でラーメンといえば醤油味、ならばメーカーは日本醤油(キッコ―ニホン)なのか、
旭川のラーメン店の多くはここの製品を使っているとか。
そうね、名も知れない小さなメーカーの味噌や醤油もそれと知らずに口にしているに違いない。
それが地域の醸造所を、そして地域の経済を支えているのですね。
そのような地域を支えている醸造所が埋もれたままなど残念。
各地にある醸造元、工場見学などしてみたいものだなぁ…。
※キッコーマンと日本醤油工業(キッコ―ニホン)は見学できます
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