2006年11月7日、佐呂間町若佐で新佐呂間トンネル工事の作業用プレハブが竜巻に襲われました。
9人の死者を出したこの災害は日本における戦後最大の竜巻被害となっています。
瞬間風速は毎秒83m、藤田スケールではF3と判定されています。
作業用プレハブは3棟建てられていましたがそのうち2棟が突風に吹き飛ばされ、
そこの2階でたまたま会議をしていた方が犠牲となりました。
慰霊碑は国道333号線沿い、若佐市街地の十字路を北見方面へ少し進んだ左側にあります。
被害に遭ったプレハブは慰霊碑の道路の反対側にありました。
碑の裏には碑文があり、犠牲者のお名前と年齢も書いています。
29歳から54歳の有能な土木技術者たちだ。
この災害は私もよく覚えています。
被害が大きかっただけに北海道中が大騒ぎになった。
新佐呂間トンネルは災害の翌年に開通、北見から紋別や旭川へ向かう最短ルートとして使われています。
私もこのトンネルは頻繁に使っています。
このルートを使えば滝上から北見までは約2時間だ。
旭川方面へも石北峠経由よりも早い(と思う)。
その便利さの陰で、竜巻の大きな犠牲があったことは忘れてはならないでしょう。
合掌。
仁頃のR333の川の対岸の土砂が崩れて、乗用車の2名が亡くなってます。
その前は、未舗装で冬季閉鎖で、迂回をよぎされていました。
今はここも「旭トンネル」も立派な道路になって、網走管内相互の行き来も楽になりました。
・・・先人のおかげですはじめっち
近くに「栃木」とかいう「足尾銅山」からの集団入植されたところなんかもあって、
何回か新旧トンネルを利用させてもらったっす。
・・・もう15年以上になるっすかゆたか