芭露の集落から国道を佐呂間方面へ少し行くと左手に水芭蕉の群生地があります。
広さは12hrもあり、観察用に木道が整備され観察デッキもあります。
花の見ごろは4月中旬、私が行ったのは5月上旬だったので花は終わっていました。
花はどうでもいい、問題はここの木道が湧網線の線路跡にあるということ。
現地の案内図と芭露方面へ伸びる木道の画像をアップしておきます。
木道の画像では両側に広がる鉄道林の様子がよくわかります。
そしてこの木道が線路跡だったという決定的な証拠が、“鉄道林”の看板と枕木。
国道脇で大きな駐車場もあり、木道は車椅子の利用も可能となっています。
せっかくなら水芭蕉の季節に来てみたいもんだ…。
実際の湧網線はこの鉄道林を抜けると志撫子駅あたりまでサロマ湖岸を走り、
対岸の砂州まで見渡すことができるこの路線ならではの風光明媚な車窓を見せる区間でした。
ちなみに鉄道林とは、強風や吹雪、土砂崩れ、砂防などのために鉄道施設に植えられた林で、
札幌近辺では函館本線の大麻駅辺りに見ることが出来ます。
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