奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

札幌、函館で桜が開花

2024-04-19 05:12:54 | 北海道のこと
札幌管区気象台は昨日、札幌でソメイヨシノが開花したと発表しました。

道内では16日に松前で開花しましたがそれに次ぐ開花となりました。
18日の開花は今までで最も早かった昨年の15日に次ぎ2番目の早さとなりました。

また函館も同じく昨日、開花しました。

ところで津軽海峡には“ブラキストンライン”というものがあり、
海峡を境に本州と北海道では植物の植生や動物相が違うことが知られています。

要は北海道は寒いので動物や植物は本州とは違うよということです。
桜前線にも数年前まではこれがあり、函館の開花は青森より1週間ほど遅くなっていました。

それ程津軽海峡を挟んで本州と北海道は気候が違っていたのですが。

今年はどうかというと、青森の開花は4月15日、弘前は17日、
これに対し北海道では松前が16日で札幌と函館が18日でした。

北海道はブラキストンラインによる気候の段差がなくなり、本州と一体化したことがわかります。

ここ数年、私は様々な面でそう感じることが多くなりました。
冬の雪の状況も、雪質や降り方がまるで東北ではないかと思うことが多々あります。

桜は開花して嬉しいね、だけではない現実がここにはあります。
いい悪いは別にして、北海道はそういう気候になったということは間違いない。

それに合わせ、暮らし方を変えねばならない。
そういう時代なのです。
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