奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

春の本州、3泊6日 … 帰還困難区域を通りいわきへ

2018-04-17 05:33:17 | 道外の旅日記
4月1日





仙台14:36-原ノ町15:58、16:04-浪江16:23、16:28(列車代行バス)=
富岡16:58、17:04-いわき17:46



この区間には途中、原発事故で帰還困難区域で一般人は立ち入り禁止になっているところがあります。
それが列車代行バスの乗車になる浪江ー富岡間です。

一昨年、通ったことがある。その時のブログはコチラ。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/ebf7f45a1c376f81e94a65dd8e4684b5
      https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/725e27d507f7347e0e6a6b044dd2dad8

当時の常磐線は相馬ー浜吉田間と小高ー竜田間が不通になっていましたが、
現在の不通区間は前述の通り浪江―富岡間になっています。





この間の代行バスの本数は当時は2往復だけでしたがいまは5.5往復です。

不通区間が短くなりバスの本数も増えた、また帰還困難区域の範囲も狭くなっている。
そういう意味では復興は進んでいる、ように見える。

実際は、帰還困難区域を意図的に狭くして復興が進んでいるように見せかけている。
そう思わざるを得ない。

バスの中からだけですが、現地の“今”を見ていると事故当時のまま時が止まっています。
その様子を私が文章で表すにはあまりにも筆力がないので書かない。

しかしこの現実を、今を生きる日本人なら一度は見ておくべき。
若い方なら学校で道徳を習うより、よほど人生の勉強になると思っているのですが。

バスに乗って通り過ぎるだけでいい、機会があれば訪問してみてください。

尚、富岡からいわきまでの普通列車、車両はスーパーひたちで使われていた651系でした。


コメント
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