
北紋バス雄柏線は北紋バス滝上営業所から雄柏まで走っていたバス路線です。
路線の開設は昭和25年、この時の行き先は「オシラネップ」ということですが、
オシラネップのどこが終点だったのかはわかりません。
拓雄地区が成立したのが昭和23年なので、拓雄まで走っていたのかもしれません。
昭和41年には拓雄の残存農家は6戸で、
「5号橋」までだったバス路線が「上雄柏29号」まで短縮されました。
「5号橋」や「上雄柏29号」のバス停がどこだったのかは、
上雄柏から先が現在立ち入り禁止区域になっているのでわかりません。
昭和43年に拓雄地区が廃止されています。
昭和50年の時刻表を見ると拓雄線の終点は「25号」となっていますので、
上雄柏小・中学校跡付近となります。
滝上営業所から18.4㎞、所要時間は40分。
昭和63年と平成8年の時刻表では終点は「21線」、平成10年では「12線」と、
過疎化の進行により路線が短縮されていきます。
「12線」は雄柏小中学校があったところです。
路線は平成13年まで存在していたことは確認できましたがその後廃止になりました。
いつ廃止になったのかは定かではありません。

オシラネップを探索中、使われなくなったバス停が放置されていました。
※オシラネップのお話はこれで終わります