奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

滝上町の駅逓所跡 … 滝上官設駅逓所跡

2017-01-22 05:26:12 | 滝上町



ここは滝上で最初に開設された上渚滑官設駅逓所が移転したもの。
駅逓は開拓の進展により奥地へと移転した例が多数あります。

開設は大正3年、取扱人は宮地勝長。

場所は元町、芝ざくら滝上公園入口よりも紋別寄りです。

当時は濁川から紋別方面へ抜ける道は整備されておらず、
元町から雄鎮内へ向かう道路がその役割を担っていました。

駅逓はその性格上、他の交通機関が発達すると廃止されます。
渚滑線の開通は大正12年、駅逓の廃止は昭和3年です。

当時の滝上市街地はこの元町、役場があった旭町、駅ができた栄町、
それぞれに市街地が発達し現在の滝上の原形ができました。

昭和4年には3町あわせて486戸、人口は2251人という記録が残っています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 滝上町の駅逓所跡 … 北滝上官... | トップ | 滝上町の駅逓所跡 … 奥滝上官... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

滝上町」カテゴリの最新記事