世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

6カ国協議 政治は国民の為に有る事を忘れるな?!

2006年12月22日 | Weblog

難航する6カ国協議 各々の国益の為の駆け引きの場と化した。特に北朝鮮は貧困に喘ぐ自国民を省みず生活を破綻に追い込み軍事最優先の政策を先行させている。核保有が先進国と対等に渡り合える手段だと強引に主張するスタンスは間違っている。核開発には莫大は資金が要る。その調達の為に偽ドル札事件やマネーロンダリングが囁かれている。真偽のほどは知らないが、その真相究明に時間が費やされ駆け引きが長引いている。何時まで続くのか世界はイライラしながら成り行きを見守り注視している。北の時間稼ぎとの見方もなされている。自国の生き残りに運命を賭けての協議なら真っ先に自国の国民の生活を保障することを優先して考えるべきだ。世界はその事に援助・支援は惜しまないであろう。世界は今、核の削減、核拡散防止、非核化の方向にある。その動きに逆行するスタンスは自滅の道を辿るしかない。「政治は国民の為に有る」、その事を為政者は肝に銘じて駆け引き折衝すべきだ。生命を賭けての自己主張は戦争という手段しかない。弱者、国民を滅亡に追い込む事にしかならない。核保有が平和への担保、抑止力になるという考えは最早、通用しない。世界は良識を取り戻しつつあるからだ。非核化も核拡散防止もその事を物語っている。唯一の被爆国、日本が60有余年、非核三原則を堅持し経済発展に邁進できたのが何よりの証拠だ。一部の識者がそれは日米安保条約や日米同盟の核に傘の下にあったからだ、と理屈づけているが強ちそうとも言えない。戦費に莫大な資金を費やし自国の防衛を大義名分にしている現在のスタンスは早晩、破棄される。人類はそんなバカらしい非効率な事象・事例に気付き始めたからだ。政治・経済のシステムが近未来、変動を余儀なくされる。戦費に注ぐ資金が自国民の為の使途にある事を政治の主たる目的であると自覚する様になるからだ。国連も紛争、内戦の収拾に国連軍やPKOを必要とし、有してはいるが核兵器は永久に使用しない。核以外の武器が紛争・戦争のためには使用される。核は放棄、廃棄の方向にある事はだけは間違いない。今更、核保有国として台頭し世界に認識させ軍縮会議に参加しようとする遣り方は時代に逆行する。大人気ない綱渡りだ。国民不在の国家は何時しか滅亡の一途を辿る。その事をこそ認識すべきだ。・・・