世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

晩秋の雫はセピア色 深奥に輝ける魂の実相が在る!

2006年12月07日 | Weblog

どす黒い曇天が覆い被さるように地平線の彼方まで敷き詰められる。今にも泣き出しそうに天空一面に広がる。うっとうしい気分。憂鬱だ!冴えない!気が塞がる。南国のあのカラッとした灼熱の島の青空は?清廉な青く澄んだあの広大な空は?・・・何処へ行ったのだろう。  正に雲隠れなのか!喧しい島の喧騒に心の疲弊を増幅する。巨大な圧力が、か細い形状の針の島に又もや突きつけられた。もう諦観が普通になり諦めの2乗が敷衍化する。二進も三進もいかない現実に苦悩の島は輪廻転生の業の連鎖を無限軌道上に描き是とするしかないのか?主権国家?!世界の掟?それが何だ!条約?憲法?法令!法規!それが何だと言うのだ!!・・・現実の重圧に個々が、衆の生活周辺が、環境が、負に激変した。国家の大義に、時代の潮流に、翻弄され続けたその宿命の島嶼!あの南の遠い島々が声を大に泣き喚めいている。怒号!号泣!の言辞が有り体の表現で時代を超えて永久に連鎖する。季節の今は亜熱帯の晩秋だ!あの雫は正にセピア色そのものだ。擽ったどす黒い黒褐色そのものだ。・・・年来、ある時を基軸に世相・事象は同時並行して反復・反芻する。運命なのか宿命なのか定義はどうでもいい?!でも、正鵠を得て真正面から凝視して観よう!!  宇宙の遥か彼方の深奥には光り輝く【実相】が在る!魂の帰郷する故郷が在る!その【実相】を信仰せずには己の価値や人間存在の価値は見出せない。その信仰・信念が現実の雑多・雑音、理不尽な現実事象を凌駕して忍従と忍耐を強いられても克服し未来に希望と光明を見出して生きていけるのだ。晩秋の雫はセピア色でも未来に希望が持てる限り人生は<生き甲斐ある道程>である。卑近な現実問題や喫緊の課題の解決に没頭するのも一つの生き方なのだ。宇宙光年の遠大な時間軸からすれば100年の人間の一生は、ほんの一瞬である。でも個々にとっては、それに勝るとも劣らない遠大な価値ある時間であり個々の人生である。だからこそ、かけがえのない個々の人生なのだ。その認識の基に後生、大事に生きていきたいものだと思う。論理の世界を超えた所に【実相】は在る、その信仰と認識を噛み締めて生きていきたいものだと思う。・・・付記:コラムなるが故に端折って(はしょって)記述している、ご勘弁願いたい。・・・