世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

偶然かつ必然の出逢い 同時代人への郷愁!

2006年12月19日 | Weblog

考えてみれば摩訶不思議である!この世に自分が存在していることが?しかもこの両親の恵で誕生した事が偶然であると同時に必然とも言える。科学の証明を超えて論理の世界をも超越し今、ここに在ることが!存在の証明は古から古今東西の哲学者や天才たちが命題として必死に証明を試みてきた。絶対者の神を想定してそこに帰結する逃避を試みただけに終始した事もある。人間存在の論理的証明が不可能であることが分かっただけである。神を想定し信仰しない限りは不可能であることがおぼろげながら分かってきただけである。現時点での帰結である(小生の理解の現時点の帰結)。しからばこの全ての出逢いを理屈抜きに肯定し大事にしなければならない。何故なら生きとし生けるもの存在は有限であり一回きりのかけがえのない人生だからである。始めと終わりのない宇宙の永遠性の一時、瞬時の点的存在の人の人生の期間を論理の世界を超えて肯定しなければならない。すると最初の偶然であり必然とも言える出会いが永遠の連続の源「種」の結果が親(両親)と子とである。そこには偶然と必然を確信し血肉の情を超えて宇宙のメンターの存在に感謝しなければいけない。理屈を超えてこの両親との出逢いを後生、大事にし大切にしなければならない。両親に感謝し兄弟姉妹に感謝し思いやりと労わりの情を醸していく。意識的に育成しなければならない時もある。努力が必要な時もある。血肉の情として自然的に湧き出る人情がその基底にある。有限の人生を親と子と兄弟姉妹、親戚、友人、知人、近隣の知己、ひいては国境を越えて同時代に生存した偶然と必然の出逢いと恵に感謝しつつ生きてこられた事を全て同胞として確認・確信して大事にしなければならない。主義主張の違いを乗り越えて人間欲望の発露 紛争・戦争をも収束させる努力をしなければならない。同時代に生きていた事の偶然と必然の不思議な存在を肯定し全ての人間を抱擁する包容力を持たなければならない。偶然に感謝し必然におののき、この恵に恐れおののき平伏す姿勢を持たなければならない。そう考えると、なかんずく同時代に同胞として生きてこられたことに全身全霊、万感の情を込めて有り難く思い感謝の念を禁じえない。主義主張、全ての思惑を超えて人間存在の有意味を肯定し有限の人生を肯定的に生きていきたいものである、と、そういう境地にある昨今である。・・・