秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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津軽新城駅が14日から無人化

2020-03-13 04:36:28 | 日記
 JR奥羽線の津軽新城駅が14日から駅員を配置しない無人化されることとなった。無人化と合わせ、設置されている自動発券機も撤去されることとなる。したがって乗車時には車内で切符を購入することとなる。

 津軽新城駅は青森市西部に位置し、近くには青森西高校がある。同駅周辺は住宅地ではあるものの、青森市営バスや弘南バスが運転され、JR線と競合しているといっていいだろう。同駅の無人化で列車の本数が削減されるわけではないので、大きな影響はないものとみられる。

 JRグループは14日に全国ダイヤ改正を実施する。それに合わせて、同駅を無人化する。鉄道利用者や地域住民にきちんと周知したいのであれば、通常3ヶ月前など一定の期間を設け、無人化に踏み切る旨を周知するのが通常である。

 JR東日本は民営化された営利企業であり、効率的な経営を行うことが求められる。利用者が少ない場合、コスト削減などの合理化を進めることは否定できない。にもかかわらず、今回の報道発表はあまりに直前である。

 JR東日本は首都圏の売上で、売上の少ない地方の鉄道を守り続けている。赤字部門を維持するのは、簡単ではない。東北のローカル線は首都圏の黒字で経営できているといっていいだろう。