秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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沖縄県のホテルの宿泊稼働率が30%台に

2020-03-11 04:41:28 | 日記
 中国・武漢市から世界へ拡大した新型コロナウイルスは衰えることを知らない。中国以外にも韓国、日本、イタリアなどでは感染者が増加し、世界中へ影響が出ている。

 近年、沖縄県の観光は好調であり、年間観光入込客数が1000万人程度となっている。しかし、新型コロナの影響により、2月上旬から急激に同県への観光入込客数が激減している。同県の宿泊施設の稼働率は2月で30%台となり、3月も同程度となる可能性が高い。

 このほど政府は中国、韓国からの入国を大幅に制限し、実質的には入国ができない状態となった。このことをあり、中国や韓国からの同県への入込客数が大幅に減少に転じた。那覇空港と中国、韓国を結ぶ路線数は大幅減となり、観光業では大きな痛手となっている。

 インバウンドでは全国で好影響が少なからず出ているが、同県では中国や韓国、台湾、マカオなどに近いことから、大きな恩恵を受けている。那覇市から東京都よりも、プサンやタイペイ、ソウルなどほうが近いのである。

 また気候の面も影響している。同県では積雪が生じず、特に冬季間は温暖である。寒さがないということは過ごしやすい気候であり、移動もしやすい。このことから雪国とは異なり、大幅な観光入込客数の減少はないのである。

 新型コロナの影響は逆に同県では大きく影響が出ている。インバウンドで大きな恩恵を受けていたが、入国制限や新型コロナ対策により、大幅な入込客数の減少である。

 日本政府は不要不急の外出を控え、大人数が集まる場所へは行かないように、要請をしている。このことは不特定多数が集まる場所へ出掛けることを避けることを国が要望しているということとなる。

 新型コロナの勢いが収まり、一定の安全が確認されない限り、沖縄県の観光産業は低迷からは脱却できそうにもない。