秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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秋田県の外国人雇用者が10年連続最下位

2020-03-06 04:53:44 | 日記
 近年、国内には外国人労働者が急増している。訪日外国人客(インバウンド)の急増や国内の労働力不足の影響もあり、昔よりも外国人を見掛ける機会が多くなった。

 厚生労働省の外国人労働者の調査によると、2019年に秋田県では全国で外国人労働者数が最も少なく、10年連続で最下位であったことがわかった。秋田県では高齢者の就業意欲が強く、雇用主は人手不足を高齢者の雇用増で乗り切る考えが強い。

 外国人労働者の受け入れには言葉を理解できるかどうか、という問題や生活習慣の違いなどから、雇用主が受け入れることをためらうことも多い。また外国人をどのように就労させられるか、という問題もあり、労働者確保は簡単ではないことがうかがえる。

 東京都など首都圏ではコンビニ、居酒屋などでは外国人労働者がたくさん働いている。首都圏は地方都市よりも人手不足感が強く、国内人材だけでは仕事が回らなくなっているといっていいだろう。

 国内は人口減少や少子高齢化が進むことは確実である。特に若年労働者の確保は現在よりも厳しくなることが予想される。今後、外国人材の受け入れを進める企業が増加する可能性が高く、受け入れ態勢の構築が必要となる。

 国際化社会の進展は労働者の問題にも発展している。近い将来、移民の問題も生じる可能性もあり、人種間の相互理解も必要となってくるだろう。