秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

駅ナカの充実は重要

2020-02-19 04:34:16 | 日記
 日本は鉄道交通が充実している。国土面積が狭い割には、人口が多く、全国で1億2千万人ほどである。日本の場合、過密と過疎地区の差が著しい。首都圏では東京一極集中の影響で、鉄道網がかなり充実し、世界有数の規模となっている。

 近年、駅構内や通路に駅ナカと呼ばれる店舗を開設しているケースが多い。鉄道会社は駅構内や通路に店舗を張り付け、通行する人に利用してもらうことで、非鉄道収入を確保することができる。場所の有効活用にもなり、空間をうまく利用し、売上を確保することができる。人口や駅利用者が多ければ多いほど、駅ナカを充実させることで、非鉄道部門の収入を増やすことができる。

 鉄道会社は所有する土地の面積が広く、駅構内の面積も広いことから、駅ナカ施設を設置しやすい環境にある。非鉄道収入の確保は本業の鉄道部門の他に、副収入を得ることができ、経営の安定化へ寄与することとなる。路線によっては赤字を出している場合でも、黒字部門でカバーすることで、安定的な経営につながる。

 駅から至近距離に位置する駅ナカ施設は利便性が高く、鉄道利用者は極めて利用しやすい。特に大都市圏では鉄道利用者が多いことから、高い売上につながりやすい。現在、駅ナカにはコンビニ、土産物店、飲食店など施設が充実しつつあり、さらなる充実が期待される。

 現在、小売業の神様的存在であった百貨店が苦境に立たされている。郊外型大型店の進出や家電や衣料などの専門店の台頭で、百貨店は厳しい経営が続く。多くの店舗では売上が減少傾向であり、これといった打開策は見い出せてはいない。

 鉄道会社は駅ナカの充実で、土地や建物内の有効に活用することで、売上増加につなげるべきである。