路の途中

35歳からジョギングを始め、今もゴールを目指してさまよい続ける市民ランナーの記録。

アクティブレストのつもりが・・・。

2007年12月17日 22時11分54秒 | Weblog
○最近読んでいる本のうちの1冊。「疲れたときは、体を動かす!(アクティブレストのすすめ)」(岩波新書 山本利春著)の影響で本日はアクティブレストにするつもりだった。
 日本語にすると「積極的休養」、以前よく使っていた「疲労抜きジョグ」もアクティブレストの1つ。
 Jリーグなどのプロスポーツ選手も以前は「完全休養」を当たり前としてきたが試合間隔が短くなってきた時に試行錯誤の中でクローズアップされてきたのがこのアクティブレストの考え方だという。試合後や練習後にはクールダウンをすると疲労が残りにくい。試合や練習の翌日も完全休養にせず軽く体を動かしたりストレッチをすることが疲労の軽減とパフォーマンスの向上につながるのだという。
 入浴する時にもアクティブレストの考え方が大切という。受動的に入浴するだけでも疲労緩和に効果的だが、入浴中にもマッサージをしたり冷水と温水を交互に浴び血行をよくするようにするなど積極的に自分から働きかけるようにすることが大切なのだという。(なるほど なるほど)

 さて、そんなつもりで夕練(この時期は夜練とよんだ方がよい位完全に暗い)を始める。初めはキロ6分ぐらいで体が温まって気持ちよくなってくるのを待つ。最近は「座禅」のすすめのような本も読んでいるが「瞑想」までは行かないが、ランニング中の心理状態もそれに近いような気がする。ただし、シリアスに走っている時はこの限りではない。ゆっくりランのときはリズミカルな身体運動と血行がよくなってくることで気持ちよくなってくる。心に浮かぶよしなしごとをあれこれとぼんやり考えているのも精神的にとてもよいようだ。「走禅」という言葉を作ってもよいのではないかと思えてくる。(脱線してしまっているが・・・。)
 1200メートルのコースを2周ほどするとついこの「瞑想」に近づきつつあった状態からだんだんスピードに覚醒して前のランナーを追いかけ始めてしまう。キロ5分を切るころになるとついフォームのことを意識して「心に浮かぶよしなしごと」はどこかへ行ってしまう。「腹筋に力を入れ体を絞める」「いいぞいいぞ」「着地したらおしりの筋肉を使って地面を押すような感じ」「よしよし」「重心を高く保ちよい姿勢に」などなど走りに関することをチェックし始めると「走禅」の世界からは離れていってしまう。
 いつの間にかアクティブレストから離れ、普通のトレーニング(ビルドアップ)のようになってしまった。体のメンテナンスのために積極的休養の軽いジョグにするつもりだったのに。
 家に帰ってから、洗濯物をたたむ時にストレッチをしながらやりました。
本日の練習
 朝練 3㎞ 昼練 1㎞ 夕練 6㎞ 計10キロ 月間走行距離 134㎞

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1 コメント

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Unknown (駄馬)
2007-12-17 23:53:00
走り始めると、いつの間にか自然と火がついちゃうようですね。
私の場合は、逆のビルドダウンが多いです(笑)。
しかし、洗濯物たたみながらストレッチですか!その光景が目に浮かびます。
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