やっぱ歳かなぁと思う

○茶碗蒸し
　夕べ、かみさんが居ないので子ども達を連れて外食に出た。行き先は「とんでん」。言わずと知れたお寿司系のファミレス。わいわいと食べながら最後に残しておいた「茶碗蒸し」の蓋を開けたら子どもの頃に母が作ってくれた茶碗蒸しを思い出して涙が出そうになった。
　「とんでん」の茶碗蒸しはきれいである。表面も滑らかに仕上がり「す」なんかたっていない。味もファミレスとしてはいいんじゃないかなぁ？と思う。特に（なぜか）ジャンボ茶碗蒸しはお気に入りである。
　私の記憶にある「母の茶碗蒸し」はこうはいかない。「あらぁ、蒸し過ぎちゃったわよ。」と言い訳をしながらそして、恥ずかしそうに出してくれていたような気がする茶碗蒸しである。美味しいのか美味しくないのかと言えばきっと美味しくなかったんだろうと思う。でも、自分の記憶に残る「母の茶碗蒸し」はあの表面がぼこぼこ（それほどでもないかも知れないけれど）のやつだ。そして、今となっては憧れの思い出の茶碗蒸しになっている。私にとってのお袋の味って色々あるけれど茶碗蒸しも大関級だな。親の手作り料理って子どもの心に大きく長く残るんだなぁと自分で思う。私（は父だが）も子どもの記憶に残るような食事を提供していきたいと思った。
　今度正月に帰省するときには、リクエストしてみようかな？母が元気なうちに。あの茶碗蒸しを。

○自己記録に挑戦
　フルの自己記録の変遷を調べていたら、
「あと何回自己記録に挑戦出来るんだろう？」
　と言う気がしてきた。４０代の最後まで走力が維持向上されていたとしても、年に２回の参加だから「２０回」か。実際にはピークはもっと前に来るだろうし、毎回体調を含めて「自己記録に挑戦」できるレベルに持ってこれるか解らない。そう考えると、あと１０回ないかも知れないし、もしかしたらこれが最後かも知れない。自己記録に挑戦できるって幸せなことなんじゃないかなぁと思った。

だから、大幅に更新するともうチャンスはめぐってこないかも知れないし・・・ってやっぱり逃げかい？

　でも、まぁ、今できることをやってきます。あと１時間程でつくばに向けて出発します。