路の途中

35歳からジョギングを始め、今もゴールを目指してさまよい続ける市民ランナーの記録。

コーヒー大好き

2006年10月30日 22時21分48秒 | Weblog
 コーヒーにまつわる話なら1冊の本が書けそう。(大げさです。嘘をつきました)でも、コーヒーが好きなことは本当です。

 今日、職場で一杯目のコーヒーを飲んだとき、なんか違うなぁと思い、「豆変えましたか?」と聞くと「よくわかったねぇ。」と言われチョットうれしかった。別にコーヒーの味が本当によく分るわけではない。今日だってもしかしたら二日酔いで体調がいつもと少し違っただけで味覚の問題だったのかもしれない。でも、チョットうれしかった。

 写真は私が毎朝手で入れるコーヒーの様子。チョット特徴があるでしょう?
 その昔は、ガラス製の道具で入れていたけれどよく割るので数年前から陶器製に変えました。そして、お湯もその昔はやかんで入れていたけどチョットかっこいいのでこんな道具を購入しました。長い注ぎ口をお湯が通過する過程で、コーヒーを入れるために適温と言われる88度に限りなく近づく(のではないかと思って使っています)。
 ところで、手で入れている皆さん。コーヒーの土手(画像からわかるかなぁ)を崩していますか。崩さないで入れていますか。私はある人に出会うまでは、一回目の抽出でペーパーフィルターの内側についているコーヒーの土手をきれいに崩しながら2回目のお湯を注いでいました。でも、小さなコーヒー豆屋を経営していたそのおじさんから、「土手を崩さないで、入れるとペーパーフィルターの広い部分を使って抽出することができるのでクリアーな味のコーヒーを入れることができる。」と教わったのです。これが本当のことなのかよく分りません。でも、未だにそれを毎日実践し続けています。
 それは、その豆屋のおじさんが「かっこよかったから」です。見た目のことではありません。一見さんで入っていった私にお勧めの豆で上記の方法を説明しながら美味しいコーヒーをごちそうしてくれました。コーヒー豆の話しをしてくれました。その人柄にほれて「年を取ったらこんなおじさんになりたいなぁ。」と思い、お勧めの豆を200㌘購入したのを覚えています。
 あの時気まぐれであの小さなお店に入らなかったらこんな出会いはなかったと思います。だから、初めての店に一人でふらっと入るのが好きなのです。
 そして私もいつかは、「あんな人になりたい」と思われるような人間になりたいと思ってしまうのです。
 これは、うまく説明できないけれど「目標とされる人間になる」ということを時々心の中で思うことで背筋がしゃんとする、っていうことかなぁ。そうでもしなければ、自分の思う理想の人間に近づくことはできないから。まだまだ、路の途中だから。