新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

由利本荘市(本荘)の水場巡り⑦

2021-09-07 23:23:11 | 水関連

昨日の由利高原に続き、本日は本荘地区の市街地周辺にある水場を巡りました。

<六ヶ村ダム/六ヶ村溜池> 由利本荘市赤田字鳥前寺

本荘地区、国道105号黒瀬付近から県道69号線を赤田大仏付近で南に入った所にあるアース式の六ヶ村ダム(堤高17m、堤長256m)で出来た溜池。江戸時代中期の宝暦年間(1760年頃)に亀田藩(岩城家)が水不足解消のため、藩営事業として築造、その後昭和16年(1941)に大規模改修工事が行われ(27年完工)、更に昭和42年(1967)から改修工事で現在の規模となった。

<(黒瀬)中堤溜池> 由利本荘市内黒瀬字堤ノ沢

本荘地区、国道105号の日本海東北道高架下の南、1.5kmの地点から西の山沿いの道に入った所にある3段の農業用溜池の一番下(堤高6m、堤長97m)。下堤がなくなっているのは、埋め立てて田んぼにしたためで、従来は、下堤、中堤、上堤(堤高6m、堤長100m)、大沢堤(堤高6m、堤長47m)の4段構成だったと思われる。上堤、大沢堤には草ボウボウのあぜ道しかないようで、今回は行くのを断念しました。

<岩瀬溜池> 由利本荘市土谷字菅沼

本荘地区、県立大学の南側の側道を進み、秋田道の高架を潜り道なりに進んだ場所にある農業用溜池(堤高6m、堤長83m)。堰堤の上を舗装路が走る。2020年7月の豪雨で湖岸の一部が崩落した模様。

<堂宅溜池> 由利本荘市土谷字堤下

本荘地区、国道105号子吉川北の交差点を県立大学方面に曲がり、県立大学の南を過ぎて、庚申塔付近で東北日本海道路の高架を潜り、工場の先にある農業用溜池(堤高7m、堤長70m)。

<御手作堤> 由利本荘市切通2-1

本荘地区、国道105号沿いの本荘城址の向かいにある鶴舞公園にある池(堤高3m、堤長137m)。明治に築堤されたとされるが、かつての城の堀跡とも、隣接して本荘(鶴舞)公園があり、鶴舞温泉の建物の外に湖上遊歩道がある。水源は雨水が中心だが近くに小さな湧き水池がある。

<中堤(溜池)> 由利本荘市出戸町大鍬町

本荘地区、本荘高校の入口脇、本荘大堤の北にある溜池(堤高3m、堤長105m)。明治時代に築堤されたもので、堰堤上は小さな公園として整備されている。

<本荘大堤> 由利本荘市薬師堂字大堤

本荘地区、由利高原鉄道・薬師堂駅の西にある農業用溜池(堤高10m、堤長205m)。約300年前の江戸時代に築堤されたもので、池の東側には遊歩道が整備され、対岸には野鳥観察小屋もある。堰堤の下は住宅地となっており、堰堤を境に対照的な光景。


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